皆さん、自宅のベッドで寝ると腰痛や背中痛でぐっすり眠れないのに、ホテルのベッドで寝ると、ぐっすり眠れた、なんていう経験はありませんか?

本日は、腰痛や背中痛になるべくならないホテル仕様のベッドについて、少しみてみたいと思います。
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痛みの種類とは?
最初に、痛みの種類について少しみてみたいと思います。

腰痛・背中痛には、様々な種類・タイプがあります。
腰の痛みの種類
起床時に腰が痛む
普段使っているマットレスが柔らかすぎたり、硬すぎたりする場合に起こりやすい症状です。

睡眠中に腰が沈み込んだり、逆に浮いてしまうことで、腰周辺の筋肉に負担がかかり、痛みが生じます。
日中も腰が痛む
長年使っているマットレスの経年劣化や、不適切な寝姿勢が原因で、慢性的な腰痛に繋がることがあります。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気が隠れている可能性もあるため注意が必要です。
特定の動作で腰が痛む
寝返りを打つときや、起き上がるときに腰に痛みを感じる場合は、腰周辺の筋肉や関節に負担がかかっている可能性があります。

普段使用しているマットレスの反発力や、寝姿勢が影響していると考えられます。
背中の痛みの種類
肩甲骨周辺の痛み
これはマットレスだけでなく枕の高さや材質が合わない場合に起こりやすい症状です。

首や肩の筋肉が緊張し、肩甲骨周辺に痛みが生じることがあります。
背骨周辺の痛み
マットレスの硬さや、寝姿勢が原因で、背骨に負担がかかることがあります。

特に、柔らかすぎるマットレスでは、背骨が湾曲し、痛みが生じやすくなります。
背中全体の痛み
ストレスや疲労、体調不良などが原因で、背中全体の筋肉が緊張し、痛みを感じることがあります。

また、マットレスが身体に合わないことで、睡眠時の身体の休息が十分に取れていない可能性も考えられます。
その他の痛み
筋肉の凝りや張り
不適切なベッド・マットレス・寝具類や寝姿勢は、筋肉の緊張を引き起こし、凝りや張りの原因になります。

神経痛
まれに、寝具が原因で神経が圧迫され、神経痛が生じることもあります。

ちなみに、柔らかすぎるマットレスは、体が沈み込みすぎ、不自然な姿勢になり、背骨や筋肉に負担がかかります。腰が沈み込みすぎると、腰が曲がった状態になり、腰痛を引き起こしやすくなります。

また、逆に、硬すぎるマットレスは、体の曲線にフィットせず、特定部位(腰や背中)に圧力が集中し、痛みが生じやすくなります。

特に腰が浮いてしまうと、腰周辺の筋肉に負担がかかり、腰痛の原因になります。

ホテルのベッドが快適な理由とは?
自宅のベッドで寝ると腰痛や背中痛が起きるのに、ホテルのベッドでは快適に眠れるというのは、多くの人が持っている経験です。

これにはいくつかの理由が考えられます。
マットレスの違い
ホテル、特に高級ホテルでは、宿泊客の快適性を重視するため、高品質なマットレスを採用していることが多く、体圧分散性、通気性、耐久性に優れたマットレスが選ばれているため、快適な睡眠を得やすいといわれています。

高級ホテルのマットレスは、硬さと柔らかさがうまくバランスのとれた設計・仕様になっています。
ボトムの違い
「ボックススプリングボトム」という、ホテルならではのベッドの下部ボトム(フレーム)は、中にコイルが組み込まれています。

これは、身体を直接支える上のマットレスに組み込まれているコイルとは異なり、身体とマットレスの両方を支える、より強靭なコイルで、通称、この上下クッションのことを業界では「ダブルクッション」とも呼んでいます。
上のマットレスと下部のボトムの両方にクッション性があることで、より深い寝心地と耐久性を実現しているのです。
腰痛や背中痛になりにくいマットレスを選ぶには?
では、なるべく腰痛や背中痛を起こさないマットレスを選ぶにはどんな点を考慮して、具体的にどのタイプを選べば良いでしょうか。
体圧分散性
体圧分散性とは、睡眠時に体にかかる圧力を均等に分散する能力のことです。

体圧分散性に優れたマットレスは、腰や背中などの特定の部分に圧力が集中するのを防ぎ、痛みを軽減します。
当サイト「一流ホテルのベッド掲載の」本物のホテル仕様のマットレスは、基本的にどれも体圧分散性に優れた仕様のマットレスですが、 たとえば、スイートルーム向け仕様の「ライトブリーズピローソフトホテル」は、ポケットコイルを5ゾーンの交互配列で搭載し、腰掛けるケースの多い両サイド2列と、加重が一番かかる腰・臀部に、少し太めの線径2.0mmのポケットコイルを使用し、腰掛け時の落ち込み防止とバランスの良い荷重分散、耐久性の向上を実現していて、たとえば、これまで、ホテルオークラやハレクラニ等で採用されています。

適度な硬さ
硬すぎず、柔らかすぎない、適度な硬さのマットレスが最適です。
硬すぎるマットレスは体の曲線にフィットせず、腰や背中に負担をかけます。
柔らかすぎるマットレスは体が沈み込みすぎ、不自然な姿勢になり、腰痛の原因になります。
体重や体格に合わせて、適切な硬さのマットレスを選ぶことが重要です。

たとえば当サイト「一流ホテルのベッド掲載の「ポケット標準タイプ」は、これまで全国の大手ホテルの一般客室で最も多く採用されている、ホテル納入シェアの高い、標準的な、高級ホテルマットレスです。これまで、ニューオータニやリーガロイヤルホテル等をはじめ、全国の大手ホテルの一般客室で採用されているモデルです。
適度な反発力
適度な反発力があるマットレスは、寝返りをサポートし、睡眠中の体の動きをスムーズにします。
高反発マットレスは、適度な反発力があり、寝返りを打ちやすく、腰痛予防に効果的です。

たとえば当サイト「一流ホテルのベッド掲載の「ポケットハードタイプ」は、腰の悪い人にも大変人気が高いモデルです。これまで、ヒルトンホテルやマリオット等の有名ホテルの一般客室で多く採用されている人気モデルです。
厚み
十分な厚みがあるマットレスは、体の沈み込みを防ぎ、底付き感を軽減します。
特に、体重が重い方は、厚みのあるマットレスを選ぶと良いでしょう。 たとえば、当サイト「一流ホテルのベッド掲載の「パーフェクトスイート」(360mmH)は、これまで大手ホテルのスイートルーム等のハイグレードの客室で採用されている最高級モデルです。

また、最高峰の「グランドプレミアムホテル」(430mmH)は、五つ星ホテルより更に上の、超高級ホテルや七つ星ホテル等で採用されている最高峰グレードのモデルです。

通気性
通気性の良いマットレスは、睡眠中の蒸れを防ぎ、快適な睡眠環境を保ちます。
通気性の悪いマットレスは、カビやダニの発生原因になることもあります。
その点、窓の開かないホテル客室向けのベッドは、通気性は大変重視された設計となっています。

「一流ホテルのベッド」掲載の本物の高級ホテル仕様のマットレスなら、どれも通気性の重視された設計になっています。もちろんマットレスだけでなく、下部のボトムの通気性も抜群です。

耐久性
耐久性の高いマットレスは、長期間使用しても性能が劣化しにくく、快適な睡眠を維持できます。
高密度な詰め物や、高品質なコイルを使用したマットレスは、耐久性に優れています。

当サイト「一流ホテルのベッド掲載のベッドは、もともと業務用のプロ仕様として、耐久性については十分に考慮された設計となっていますので、家庭用としても、どれも安心してお使い頂けます。
メンテナンスの重要性
もちろんベッドがより長持ちするかどうかは、商品の設計仕様だけでなく、普段ご使用いただく現場での多少のメンテナンスも大切です。どんなマットレスでも、前後裏表の定期的なローテーションをおこなうことで、マットレスの同じ個所への荷重負担や経年によるヘタリを防ぐことができます。どんなタイプのマットレスでも、ヘタリは腰痛等の原因にもなりますので注意が必要です。

実際の大手ホテル客室では、マットレスの四隅に春夏秋冬等のラベルを貼って、ローテーションを忘れない様、目安にされているホテルも多々あります。
どんなに丈夫な業務用のマットレスでも、身体のサポート力維持のためにも、定期的なローテーションはおこないましょう。
まとめ
大手ホテル客室のベッドは、老若男女、不特定多数の宿泊客を対象にした仕様設計となっていて、日々、日本国内の宿泊客はもちろんのこと、世界中からのインバウンド客にも安眠・熟睡を提供する役割を担っています。

硬さと柔らかさがうまくバランスのとれた高級ホテル仕様のベッドを、皆さんもご家庭に導入して、快適な睡眠を手に入れましょう。

最後までご覧いただき有難うございました。
(※寝心地の感じ方や症状にはあくまで個人差がございます)
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◇ご参照 ホテル商品のご紹介
ホテル ベッド ホテルシーツ 羽毛布団(ホテルベッドカバー) ホテル枕
和室ベッド デュベスタイル 旅館マットレス サータ
大きいサイズのマットレス ベッドスロー ホテル バスローブ
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