リネンとは?
ホテルや旅館に泊まって、チェックアウトの際などに、廊下を歩いていると、廊下の端にあるリネン庫の中がチラッと見えたことってありませんか?
これは、リネン室とかリネン庫といいます。
こんな感じです ↓
こんな感じとか・・・
こんな感じとか・・・
ところで、この、よく耳にする「リネン」って、一体何でしょうか・・・。
「リネン」とは、もともとは麻の素材を使った生地のことで、英語では「リネン」、フランス語では「リンネル」といいます。ラテン語の「Linum(亜麻)」を語源としていて、さらに「リネン」から派生した言葉の中には、「ライン(Line)」や「ランジェリー(Lingerie)」などもありますから、その歴史の古さがわかると思います。
ただ、日本のホテルや旅館などの宿泊施設では、一般的に「リネン」という場合、通常、シーツ、枕カバー、ベッドカバー、デュベカバー、バスローブ、ベッドスローなどの布製品(麻素材に限らず)を総称して呼んでいます。(その他、従業員のユニフォームやレストランで使用するナプキン、テーブルクロス等も含まれます。)
実際にホテルや旅館のリネン類の素材として多いのは、麻ではなく、綿(コットン)やT/C綿(綿・ポリエステル混織)などです。
ホテルリネンのメンテナンス
枕カバー、ベッドカバー、シーツ(メイキングシーツ・フラットシーツ・ボックスシーツ・アッパーシーツ等・・・)や、バスローブ、タオル、バスマットなどのリネン類は、日々交換・お洗濯されます。
やはり、宿泊者の肌が直接触れるアイテムですので、日々、交換され、清潔に保たれます。
ホテルや旅館の現場では、日々、シーツやベッドカバーを持ち帰って洗濯・クリーニングしてくれる業者のことは親しみを込めて「リネン屋さん」「リネンサプライ業者さん」等と呼ばれています。
(もちろん、ホテルや旅館によっては、自前でお洗濯・クリーニングされている施設もあります。)
リネン類の生地や色のバリエーション
ホテルや旅館では、シーツやベッドカバー等のリネン類は基本的に「白」が基本です。
真っ白なシーツやベッドカバーでパリっと綺麗にベッドメイキングされた清潔感の溢れるベッドやマットレスや布団だと、すぐに飛び込みたくなりますよね。
特に最近は、ホテルでも旅館でも「デュベスタイル」が主流ですので、「白ストライプ」や「白格子柄(市松模様)」などのデュベカバーの上に、帯状の「ベッドスロー」を掛ける事例も多く、その「白」い生地は、ベッドを引き立てる意味でも重要になっています。
無地の白のリネンとか・・・
白のストライプのリネンとか
和風としても人気の「白の格子柄(市松模様)」のリネンとか・・・
さらに、タオル地のリネンとか・・・
ワッフル地のリネンとか・・・
色々なリネンがありますので、ぜひ皆さんも、ホテルや旅館に泊まった際、ホテル旅館のリネン類をよく注意して見てみて下さいね。
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◇ご参照 ホテル商品のご紹介
ホテル ベッド ホテルシーツ 羽毛布団(ホテルベッドカバー) ホテル枕
和室ベッド デュベスタイル 旅館マットレス サータ
大きいサイズのマットレス ベッドスロー ホテル バスローブ
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