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ホテル旅館観光業界ニュース20200317

投稿日:2020年3月17日 更新日:

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■DOYANEN HOTELS(どやねんホテルズ)がオープンした。
オープンしたのは、DOYANEN HOTELS BAKURO(大阪市西成区、30室)、DOYANEN HOTELS YAMATO(大阪市西成区、31室)、DOYANEN HOTELS KINGYO(大阪市浪速区、4室)の3軒。同エリアは、関西空港、新大阪、なんば、心斎橋から乗り換えなしにアクセスが可能で、インバウンドや国内旅行者にとっては大阪観光の拠点として最高のロケーション。一方で、同エリアは高齢化や人口減少、簡易宿泊所の築年数の経過などで多くが低稼働となっている。同ホテルは、若者、インバウンド向けの宿泊施設へのコンバージョン・リノベーションを行い、価値再生に取り組み、2022年までに7施設(260室、収容人数812人)のオープンを予定しているという。

■ホテル日航金沢(石川県金沢市)は、最上階27階の客室を全面改装した。
1994年の開業以来、全面改装は初めてで、最上級のインペリアルスイートとスイートルームなど計13室を「ニッコーフロア」と名付け、黒と白を基調に木材を多く取り入れた落ち着いた雰囲気にした。インペリアルスイートのバスルームからは市内を一望できる。「和モダンスタイル」に統一し、外国人旅行客へのアピールを強化する。また、日本料理「弁慶」も全面改装。すしカウンターに加え、炉端焼きやかっぽうのカウンターを新たに設けた。顧客の目の前で料理人が調理し、会話を楽しんでもらう。要望の高かった日本酒カウンターを設け、北陸三県の蔵元を中心に18銘柄を用意した。

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■星野リゾート 界 長門(山口県長門市)がオープンした。
同グループが全国展開する温泉旅館ブランド「界」の16施設目となる。
同施設のテーマは、藩主を癒やした温泉街で武家文化を体現した、「藩主の御茶屋屋敷」。
山口県の伝統工芸、萩焼・徳地和紙・大内塗・萩ガラスがあしらわれた客室、床の間の掛け軸や飾りを表現したロビーなどを特徴とする。また、長門市と進める「長門湯本温泉まちづくり計画」のコンテンツの一つとして、宿泊客以外の人も利用できる「あけぼのカフェ」や、宿泊客が気軽に温泉街に出ることができる「あけぼの門」などを備えた。
同県の武家文化を生かした客室(全40室)は、藩主が休む寝台をイメージし、寝台を一段高く設計。ヘッドボードには、室町時代より800年以上続き、山口市の無形文化財に指定されている「徳地和紙」を使用、段違いの棚を設置した床の間には、萩焼の作品を配置した。その他、客室入口のサインには「萩ガラス」を、客室に入ってすぐの壁飾りには「大内塗」を採用したという。客室にはシャワーブースまたは露天風呂を配置した。

■木の家(KINOIE)が6月に開業する。
都内の住宅を対象にリフォームを施工しているリフォーム会社が、都内江東区に建築中の新築木造住宅を利用し、ワンフロア貸し切りタイプの宿泊施設を作る。
日本の職人たちが日本の木材を使って造る木造住宅。新築・リフォームを通じて、快適に暮らせる空間を追求してきた同社が、これまでに培った技術と経験を活かした建物になる。選び抜かれた素材の室内に一歩入ると、木の温もりに包まれたような心地よさが感じられる。外国人観光客をメインターゲットとし、現代の一般的な日本人と同じ”普段着の日本暮らし”体験を提供する。ワンフロア貸し切りタイプのため、4名以上のグループ・家族での利用が可能で、キッチン・生活用品も完備されている。玄関では靴を脱ぎ、座卓を囲んで食事をして、畳に布団を敷いて寝る。そんな、本当の日本暮らしを楽しむことができるという。

■HOTEL WHY(徳島県勝浦郡)が4月25日にオープンする。
同町では、人々の交流の場となる複合施設ゼロ・ウェイストセンター(WHY・ワイ)が今春完成予定で、併せてオープンするのがこのホテル。全4室、1部屋あたり2人から4人まで宿泊が可能。複合施設全体の名前となった「WHY」の由来は、「なぜ、今? なぜ、ここに? なぜ、我々が? なぜ、ごみを?」という問いへの答えが見つかる場所になるようにとの想いが込められているという。施設の建造物を上空から見ると「?」の形なっていることにも因む。建物には地元で伐採された杉材や、リサイクル建具、家具などを最大限に活用しており、ユニークな造りになっている。

■(仮称)日和ホテル東京明石町(都内中央区)が2022年5月に開業を予定している。
計画地の東京都中央区明石町は、明治期に築地居留地が設けられ、文明開化の中心となった地域。築地・銀座・日本橋が徒歩圏にあり、隅田川を渡ればもんじゃ焼きで知られる月島を堪能することも可能な場所に位置する。建物は、地上9階、地下1階。客室数は148室、付帯設備はレストラン、会議室(大・中・小各2室)を予定する。

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