■ホテル金沢(石川県金沢市)では、1階レストラン「DINING TSUZUMI」で、能登の味覚や旬の食材を取り入れた「能登応援ディナーコース」を滞在中に味わい尽くせる宿泊プランを販売している。
世界中でレストランを手掛けるHIDE YAMAMOTOシェフ監修の「能登応援ディナーコース」。同ホテルは2022年に全客室163室を全面改装しており、「武家屋敷」をコンセプトにシンプルで機能的なデザインにまとめ、加賀五彩の華やかさをプラスした。伝統的な色彩が奥ゆかしく、ゆったりとした時間を過ごせるという。トリプル仕様に変化するツインプラスの部屋が、家族旅行や女子旅に人気だという。今回のプランは、能登を応援したいという気持ちから企画したという。
■星野リゾートが広島県福山市鞆町の離島・仙酔島進出を検討している。
福山市が進める宿泊施設「国民宿舎仙酔島」の跡地活用事業に応募し、審査が進んでいるとみられ、進出が決まれば広島県内初となり、早ければ再来年度中に開業する見通し。仙酔島は1934年に国内初の国立公園に指定された瀬戸内海国立公園内にある。60年開業の宿泊施設は老朽化のため21年に閉館。市は「鞆ならではの”歴史 x 自然”が体験できる島」をコンセプトに事業者を募集した。同市は、施設の解体後に50年未満の期間で貸し出す跡地約3千平方mに加え、隣接するキャンプ場や砂浜も含めた一体的な活用を期待。高付加価値を求める観光客や訪日外国人をターゲットに、宿泊や飲食の滞在型サービスや島特有のゆっくりとした時間を過ごせる場の提供などを想定しているという。
■ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(都内港区)では、日本最古の伝統芸能である”能”の世界を体験できる宿泊プランを販売している。
同プランは、宿泊当日に3階にある宴会場「ハーバービューテラス」で、能楽を初めて観る人にもわかりやすいワークショップ形式で、能楽の「お囃子」とよばれる楽器の演奏と解説からスタートし、能面や能の衣装「装束」の解説のあと、「謡」と「舞」で表現する「仕舞」を鑑賞し、最後に「謡」と「舞」と「お囃子」を同時に実演する「舞囃子」の形式で、能楽の中でも700年間人気であり続ける「高砂」を上演する。出演者は、重要無形文化財総合指定保持者のシテ方観世流 能楽師の上田貴弘氏、上田公威氏他、小鼓方大倉流能楽師16世宗家であり人間国宝の大倉源次郎氏など総勢8名による演目を鑑賞できるという。
■ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港(都内大田区)に、コクヨ文具をテーマにしたコラボルームが登場した。
羽田エアポートガーデン内に位置するコクヨ直営店「KOKUYODOORS」監修によるもので、コクヨとホテルとのコラボは今回が初という。客室のタイプは3種類。約11倍のスケールに拡大した文具を壁や天井に散りばめた「STANDARD」では、まるでペンケースの中に入ったかのような気分が味わえる。そのほか、洗練された白い文具の実物を壁面にあしらった「SIMPLE」、手書きイラストタッチの文具に囲まれる「FANCY」を用意。各客室のベッドには、巨大な「キャンパスノート」の罫線をデザインしたほか、消しゴムや三角定規型のクッションも設置し、思わず写真に残したくなるインテリアとなっている。メモパッドにはキャンパスノートの紙が備えられており、隅々までコクヨ文具に囲まれる夢のような世界観を再現。また、宿泊者には、ホテル限定デザインの文房具がつまったここでしか手に入らないノベルティボックスをプレゼント。特に、今回のコラボのためだけにデザインされ、表紙にコクヨの文具がたくさんあしらわれたノベルティ「測量野帳」は数量限定。訪日観光客からも人気と言われている日本の文房具。羽田空港第3ターミナル直結という便利な立地にある同ホテルとのコラボ。
■神戸須磨シーワールドホテル(神戸市須磨区)が開業した。
同じく開業する新水族館「神戸須磨シーワールド」のオフィシャルホテルとなる。市民に愛された「神戸市立須磨海浜水族園」の跡地にオープンするもので、昨年5月に立体駐車場が完成し、9月には園地の一部とにぎわい施設「松の杜ヴィレッジ」がオープン。今回「神戸須磨シーワールド」「神戸須磨シーワールドホテル」が開業することで、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」が完了する。同ホテルは、「海の夢をみる休日。」がテーマの”海への旅にいざなう価値体験型ホテル”。全客室がオーシャンビューで、水槽付のプレミアムルームや日本初の「ドルフィンラグーン」を常設した。宿泊施設にとどまらず、神戸須磨シーワールドのオフィシャルホテルならではの体験価値を提供。イルカとのふれ合い体験や宿泊者限定のプログラムなど、一生忘れられない時間を提供する。国内で初めてホテル内に「ドルフィンラグーン」を常設。間近でイルカを観察し、イルカの生態を学ぶことができる体験コンテンツを用意する。
■&Here TOKYO UENO(都内台東区)が開業した。
日鉄興和不動産が手掛けるレジデンシャルホテル事業「&Here(アンドヒア)」の第1号店となる。全145室で、運営は、同社100%出資子会社のNSKREホスピタリティが担う。同ホテルは、訪日外国人が多く集まる東京の中でも人気のある上野に、ファミリー層の長期滞在などを想定し設計。北側エリアは上野公園の自然に面する風光明媚なエリア(FOREST SITE)、南側エリアは江戸時代からの伝統工芸などを取り扱う老舗店などが軒を連ねるエリア(CULTURE SITE)と趣が異なり、それぞれのエリアイメージをコンセプトにデザインされた客室から、好みの客室を選ぶ楽しさを提供する。新ブランド「&Here(アンドヒア)」は、旅の大きな要素である「たのしむ = ENJOY」と「くつろぐ = RELAX」、家族や友達などゲストが大切にしている方たちと過ごす大切な時間など、多くの大切なものを「引き寄せ、結びつける = &」場所となることを願い誕生した。ホテル内にとどまらず、旅をするお客のためにさまざまな「楽しむ」時間と「くつろぐ」時間を提案し、その上で、お客に「特別な思い出」を持ち帰ってもらうことを理想とする。同社では、上野の開業に続き、今後、3都府県で8棟のホテル建設を計画しているという。
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◇ご参照 ホテル商品のご紹介
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和室ベッド デュベスタイル 旅館マットレス サータ
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