■星野リゾート界秋保(仙台市太白区)がオープンした。
同社が宮城県内で初めて手掛ける高級温泉旅館で、かつての温泉宿を改修してオープンさせた。「界」ブランドとしては、全国で23カ所目。目玉は、ご当地感の演出。49部屋のほとんどが名取川の峡谷に着想を得た紺碧の間となっていて、地元の工房が作った仙台ガラスが飾られている他、障子にはこけしが描かれている。食事も仙台流にこだわった。新伊達会席と銘打って、地元の食材をふんだんに使った料理を準備した。温泉も充実しており、源泉かけ流しの内風呂を用意した他、木立に囲まれた岩の露天風呂も魅力。
■グランドハイアット東京(都内港区)に、睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」とのコラボした宿泊プランが登場した。
コラボ期間中は,同作の世界をイメージしたチェアマン スイートに宿泊できるプラン「”ポケモンスリープ”スイートルーム ステイ」,スタンダードルームに宿泊できる「”ポケモンスリープ”ステイ」が提供されるほか,フードメニューの販売が行われる。「”ポケモンスリープ”スイートルームステイ」では、ゲーム内のステージ「ワカクサ本島」をイメージしたグランピング風な特別装飾を施した部屋に、ほぼ等身大カビゴンや,ピカチュウなどのぬいぐるみが設置される。装飾のぬいぐるみは持ち帰り不可だが,オリジナルのアメニティグッズと「もっちりぬいぐるみ Pokemon Sleep」(4種類)は持ち帰り可能。アメニティは,バックパック,ビッグTシャツ,ミニウェルネスバッグ(ハーブティー&バスソルト入り)、ミニボトルを用意。また特別ディナーとして,カビゴン バーガーのほか,「ねがいごとアップルパイ」「あんみんトマトサラダ」「ネロリのデトックスティー」「クラフトサイコソーダ」をイメージしたメニューが部屋で味わえる。朝食は、カビゴンとピカチュウの焼き印を入れたオリジナルパンケーキがセットになっているアメリカンブレックファストと、「マイペースやさいジュース」が提供されるという。この他,「プリンと季節のフルーツのプリンアラモードセット」や,「”ポケモンスリープ”3種類のスイーツ」などが施設内の飲食店で販売される。
■伊豆マリオットホテル修善寺(静岡県伊豆市)では、ホテルレストラン「 Grill & Dining G 」で、伊豆の魅力を表現したミニコースディナー「Izu Peninsula Gastronomy」を販売している。
山海の幸に恵まれ、富士山や下田の黒船など世界遺産や歴史的観光地に恵まれている伊豆。同コースは、伊豆の自然で育まれた地場の食材をふんだんに使用し、楽しい観光地巡りをイメージした全5品のミニコースディナー。メインディッシュは伊豆の魅力を少しずつ楽しめるワンプレートで用意。朝日に照らされ赤く色づいた赤富士を表現し、刻んだわさびの茎と魚のムースを包み込んだ金目鯛のポーピエットや、世界遺産・韮山反射炉に見立てた箱根西麓牛ロースのグリル、反射炉で作られた大砲をイメージしたイズシカと金山寺味噌のアンクルートのほか、修善寺椎茸や桜海老、しらすなどを楽しめる。その他、新鮮野菜を使用したシェフの気まぐれサラダや静岡県産メロンを贅沢に使用した冷製スープを用意。締めのデザートは、伊豆最南端・下田の黒船と白い砂浜に打ち上がる花火をイメージし、修善寺特産の黒米を忍ばせたチョコタルトとバニラ・いちご・ソーダの3色アイスを提供。ミニコースとセットのノンアルコールカクテル「プラムスイート」とのマリアージュも堪能できる。
■カンデオホテルズ大阪ザ・タワー(大阪市北区)が、北区堂島浜1丁目における再開発により誕生した「大阪堂島浜タワー」に、同チェーンのフラッグシップホテルとしてオープンした。
堂島は、水の都と呼ばれる大阪の中でも特に水との関りが深いエリア。三菱地所による大阪市北区堂島浜1丁目における再開発で誕生した「大阪堂島浜タワー」は、大阪のシンボル「御堂筋線」と「堂島川」を結ぶ賑わいとビジネスの発信拠点となる。同ビルは、長らく堂島のシンボルであった「大阪三菱ビル」の建て替え計画により誕生するもので、周辺の水辺空間と一体となった、水の都大阪の新たなランドマークとして生まれ変わる。商業ゾーン・ホテル・オフィスから成る複合ビル。そのうち1階から3階の低層階には、商業・健康増進施設、4階から15階はオフィス、16階には観光展望施設、17階から31階に同ホテルがオープンする。チェーン最大となる548室の客室を備え、上質な滞在を提供する。全客室から、大阪市内の眺望を楽しめるのもポイント。地上135mの建物最上階に建設される展望露天風呂を備えた「天空のスカイスパ」も目玉のひとつ。オートロウリュ付きのサウナを併設するほか、浴場からは大阪の街並みを一望できる。
■シャトレーゼ ガトーキングダムせとうち(広島県呉市)がオープンする。
菓子製造販売やリゾート事業を手がけるシャトレーゼホールディングスが、呉市から購入した大規模保養施設「グリーンピアせとうち」を滞在型ホテルとしてオープンさせるもの。ホテル1Fには菓子販売店舗も併設し、店舗の売り場面積は約36平方mで、工房(約22平方m)も併設。ケーキや洋和菓子、焼き菓子、アイスクリーム、ワインなどを提供する。瀬戸内産のレモンを使ったレモンケーキを全国の店舗に先駆けて売り出すという。今後、サンシャインプールやホテルやカフェ敷地内の施設についても順次、改修してオープンさせる。同社は昨年、同市と購入する契約を締結。土地は337ha、建物は鉄筋5階建ての宿泊棟や同2階建ての温浴棟などを含む45棟。同社は「スイーツのテーマパークにしたい」と、宿泊機能を維持する考えを示していた。グリーンピアせとうちは1985年に「グリーンピア安浦」として開業。年金福祉事業団が整備し、2005年に同市が買い取った。近年は宿泊者数の落ち込みや施設の老朽化が課題で、同市は観光など地域振興の拠点として活用するために、同社へ売却していた。
■スマイルホテル阿南(徳島県阿南市)がリブランドオープンした。
スマイルブランドとして徳島県内2店舗目となる。JR阿南駅から徒歩約5分の立地。ホテルの敷地内には高速バスの停留所があるほか、無料駐車場100台、レンタカーサービス3台を用意する。客室はシングル(15平方M)、ダブル(16平方m)、ツイン(16~25平方M)、トリプル(28平方M)など全101室を備え、有線LAN/Wi-Fiも使用可能。館内には大浴場や男性用サウナ、レストラン、会議室、コインランドリー、飲料自動販売機、製氷機を用意する。現在オープン記念プランを販売しており、料金は1泊1人あたり4,500円~(素泊まり、2名1室利用時)。
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