ホテル旅館観光業界ニュース20241121

■長崎スタジアムシティ(長崎県長崎市)が開業、サッカークラブのコンセプトルームが登場した。
世界中のサッカークラブと連携し、平和のメッセージを発信する「PR(L)AY FOR PEACE」プロジェクトを始動。その想いに共感したクラブをテーマにした客室が登場する。第一弾としては、海外クラブの「VfBシュトゥットガルト」と「シント=トロイデンVVV」、国内クラブの「サンフレッチェ広島」、「V・ファーレン長崎」の4クラブ。「PR(L)AY FOR PEACE」プロジェクトとは、長崎スタジアムシティが、世界中のサッカークラブと連携し、平和のメッセージを発信するプロジェクトで、プロジェクト名には、スポーツをプレイする・遊ぶ(=PLAY)と、平和を祈る(=PRAY)という2つの意味が込められている。各クラブのエンブレムなどを施したコンセプトルームに加え、平和のメッセージをSNSなどを通じて世界中に発信する。今後も、世界のサッカークラブに参加してもらう予定だという。

■フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園(岐阜県美濃加茂)は、愛犬と一緒に宿泊できる「Dog Friendly Room」の販売を開始した。
同客室は、マリオット・インターナショナルが展開する「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト」の一環として、岡山蒜山高原、広島世羅、岡山津山、鹿児島たるみず桜島、京都京丹波、京都みなみやましろのホテルで導入しているもの。客室タイプはキング/ツイン(各25平方m)。愛犬が旅行中も元気に過ごせるよう、ペットベッドを用意するほか、メッシュペットトレーとペットシーツ、水とエサ入れを備える。また、ホテルに隣接する「ぎふ清流里山公園」はドッグランを併設。周辺地域の愛犬と一緒に利用できるカフェも案内している。果樹園で採れた旬のフルーツを提供。愛犬と一緒に食事を楽しめるテラス席「ワンテラス」とドッグラン「Wan Run」を備える。

■ザ・リッツ・カールトン沖縄(沖縄県名護市)は、全客室のリノベーションを完了した。
新しい客室デザインは、やんばるグリーンや名護ブルーを基調とした優しい風合いが特徴。琉球文化が息づく「城(グスク)」、礼を重んじる「迎恩(ケイオン)」、そして沖縄の豊かな「自然」が表現されているという。特に目を引くのは、沖縄の左官職人による手作りのベッドボードで、やんばるの山稜と名護の高台を流れる風を琉球漆喰と琉球藍で表現している。また、今回のリニューアルに伴い、客室アメニティーも刷新される。ザ・カールトンオリジナルのベッドが導入されるほか、ターンダウンサービスでは、沖縄・今帰仁村のエシカル・コスメブランド「YUMEJIN」とコラボしたアロマオイル「ゆいかじ(宵風)」が提供される。さらに、新デザインのパジャマ、バスローブ、プールパーカーが用意されており、これらは吸水性が高く、軽くて柔らかい肌触りが特徴。

■白馬アルプスホテル(長野県北安曇郡)では、宿泊者限定プラン・空飛ぶレストラン「Breakfast in the sky」を開催している。
リフト乗車代は大人2,000円、小学生1,500円、未就学児無料(身長100cm以上乗車可)で、朝食BOX代は2,200円(小学生以下無料)。宿泊代に朝食が含まれている人は朝食追加料金不要。予約は前日午後6時までにフロントで。天候状況により当日運休の場合もある。使用する「アルプス第11ペアリフト(通称：山ノ神リフト)」は、標高1,133mから出発し終点は1,598mの山頂という同施設の中で最も標高が高いリフトのため、ホテルに宿泊するだけでは見られない絶景を楽しむこともできるという。マウンテンリゾートならではの片道18分の空中遊覧で、絶景を眺望しながら美味しいコーヒーと朝食を食べて、都会の喧騒を忘れられる「Breakfast in the sky」。全国でも同ホテルだけの新サービスで、山の魅力を存分に体感できる。

■下部ホテル(山梨県南巨摩郡)は、露天風呂付スイートルーム「羽衣」「松風」2室をオープンした。
同スイートルームの客室延床面積は80平方m。間取りはツインリビングルーム+10帖和室で温泉露天風呂付き、洗面・シャワールーム・トイレを完備した。定員は2～6名(ツインベッド＋布団3組＋デイベッド1台)。客室備品は、スマートTV・冷蔵庫・コーヒーマシン・電子ケトル・ドライヤー・マッサージチェア・空気清浄機・Bluetoothスピーカー。客室の露天風呂(自家源泉)は、滞在中いつでも入浴できる。今回リニューアル記念に特典付の宿泊プランも用意したという。

■リッチモンドホテル宮崎駅前(宮崎県宮崎市)は、全客室と共用部をリニューアルオープンした。
今回のリニューアルでは、コンセプトを「宮崎の大地 x 光」とし、ホテル全体を「時間が織り成す雄大な自然のグラデーション」と表現。宮崎が持つ自然素材の風合いをそのまま活かし、エントランスからロビー・フロント、客室までの動線を心地よいシーンの連続で繋いだという。ロビーには、地域の産業を支援し、地元の魅力を伝えることを目的に、宮崎の特産品「飫肥杉」を使用。飫肥杉は、宮崎県南東部に位置する旧飫肥藩領で生産されたスギで、美しい木目や色合いは、日本の自然美とともに、伝統工芸品や建築物にも広く利用されているという。また、共用部には多種多様なインテリアグリーンを豊富に取り入れ、宮崎の南国の雰囲気を演出するとしている。客室は、シングル・スタンダードダブル・デラックスシングル・デラックスダブル・ツイン・日向(ひなた)など。今回のリニューアルでは、ビジネス客が仕事に集中できる快適なワークスペースやゆっくり休める休息空間などを提供、観光客やスポーツ観戦客には3名同室で滞在可能な客室も用意した。場所は、JR日豊本線「宮崎」駅東口より徒歩2分。

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