ホテル旅館観光業界ニュース20251104

■ホテル日航アリビラ（沖縄県中頭郡)のラウンジ「アリアカラ」では、音楽と食の融合をテーマにしたアフタヌーンティー「MUSICA（ムジカ）」を販売している。
シーズンごとにテーマを変える『アリビラ バードケージアフタヌーンティー』は、鳥かごをイメージしたアリアカラ店内の装飾やインテリアをヒントに制作した約140cmのオリジナルティースタンドで提供。スペイン語で音楽を意味する「MUSICA（ムジカ）」をテーマに、音楽と食の融合をコンセプトとした、クラシック音楽の世界観や楽器をモチーフにした創造性あふれる限定メニューを用意。3つのプレートには、木琴やギターの弦を模したユニークなセイヴォリー、オペラハウスの華やかな空間を彷彿とさせる優美なスイーツ、モーツァルトの故郷にちなんだ食材を使った一品など、音楽にまつわる世界観を表現した料理が並ぶ。見た目の美しさだけでなく、味わいの中にも“音楽的なストーリー”が息づいており、まるで楽曲を鑑賞するように、ひと皿ごとに異なる世界を味わえる。

■サンシャインシティプリンスホテル（都内豊島区)は、開業45周年特別企画「45の体験できること」のひとつとして、『新世紀エヴァンゲリオン』TV放送から30周年を迎える『エヴァンゲリオン』シリーズとのコラボイベントをコンセプトフロア「IKEPRI25」にで開催している。
“好きなものに囲まれて過ごす“夢体験”をテーマに、1 フロア20部屋の客室と4つの共有スペースで構成されるコンセプトフロア「IKEPRI25」では、これまでの“泊まる”だけではなく、“好きなもの同士が集い楽しむ”大小のコミュニティスペースを併設しており、ここでしか体験できない非日常空間を提供し、アニメ・マンガの聖地 池袋で新たなランドマークを目指す。

■アナンタラ軽井沢リトリート(長野県北佐久郡)が2030年に開業を予定している。
「アナンタラ」は、ロイヤルマイナーホテルズの最上級ラグジュアリーブランドで、25カ国で59軒を展開している。贅沢な空間で地域の魅力を最大限に引き出すよう設計されており、日本初進出となる。浅間山を望む約4万平方mの森林に囲まれた地に、スイートルームとヴィラを含む全51室を有する高級リゾートとして誕生する。軽井沢が誇る四季折々の自然とアクセスの良さを活かし、自然と調和した上質な体験を提供するという。スイート23室(60～120平方m予定)および 2～3ベッドルームのヴィラ18棟28室(70～270平方m予定)を計画中。全51室。スイート23室およびヴィラ18棟を計画、一部のヴィラは、将来的にブランデッドレジデンスとしての提供を検討しているという。館内には、オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バーを含む3つの飲食施設を備える予定。アナンタラの特徴である「Anantara Spa(アナンタラスパ)」はタイ発祥のスパで、地域に合わせたウェルネス体験を提供する。温泉を含む、敷地内各所で多彩なウェルネスプログラムを展開する予定。また、プール、フィットネスセンター、ライブラリー、企業イベント等に適した多目的に使用できるファンクションスペースも備える。

■亀の井ホテル大洗（茨城県東茨城郡）がリニューアルオープンした。
リニューアルでは、天然温泉の露天風呂付客室「プレミアムフォース」6室を新設し、一部客室を改修。ロビーには水戸市の「水府提灯」をモチーフとしたインテリアを備え、夕食・朝食会場も刷新、茨城の食材を使用したメニューを提供。新設した「プレミアムフォース」では、内装は波打つ様子を表現したクロスと、海面に浮かぶ泡模様をイメージしたフットカバーが爽やかな空間を演出。客室の露天風呂には、保温・保湿効果に優れた「大洗温泉」を使用、清流として知られる那珂川と雄大な太平洋を望む絶景の中、時を忘れるような心地よいひとときを過ごせる。夕食・朝食会場では、ともにウッドテイストを取り入れたナチュラルなデザインを採用したほか、夕食会場は52席から82席に、朝食会場は104席から116席へと座席数を増やした。夕食では、太平洋近郊で水揚げされた新鮮な鮑を豪快な踊り焼きで提供する会席料理を用意。朝食では、茨城名物の鮟鱇を味噌仕立てで仕上げた鮟鱇汁や、新たに導入したライブキッチンで焼く鮟鱇の塩焼きなど、地元食材を取り揃えた和洋約65種類のビュッフェを用意する。

■ホテルルートイン倉吉駅前(鳥取県倉吉市）がグランドオープンした。
客室は、シングル・セミダブル・ダブル・ツインなど全201室。男女別人工温泉大浴場「旅人の湯」の利用時間は15時～26時・翌朝5時～10時。朝食付きプランでは、「Restaurant NAGOMI（なごみ）」で6時30分～9時に和洋バイキング形式で提供する。場所は、JR山陰本線「倉吉」駅より徒歩約3分立地。敷地内には平面駐車場101台（無料・先着順）を設置。館内には男女別人工温泉大浴場を設置、朝食は和洋バイキング形式で提供する。

■ホテルマイステイズ函館駅前(北海道函館市)がオープンした。
旧フレックステイイン函館駅前をリブランドオープンしたもので、新たにスカイビュー4ベッドバンクルーム（1室）、デラックス4ベッドバンクルーム（3室）、スカイビュートリプルルーム（1室）を新設。客室数は271室から277室へと拡充した。また、セミダブルルームやトリプルルームなど、一部客室も内装をリニューアルし、ベッドヘッドにコンセントを増設。さらに、シャワーヘッドとドライヤーを高級美容ブランド「ReFa」に刷新したタイプも設定している。共用部分では、宿泊客が無料で利用可能なセルフクロークを新たに設置。小型バックなどを収納できる金庫タイプと、キャリーケースを固定できるワイヤータイプの2種類を備えた。レストランは席数を70席から83席へ拡充。メニューには、アイコニア・ホスピタリティの中国料理統括料理長兼、函館国際ホテルの総料理長監修による朝食を用意。場所は、JR函館本線「函館」駅の正面に位置し、函館空港への連絡バス乗り場が目の前の立地。客室は、ビジネス・長期滞在に適したタイプ、カップル・夫婦向けのツイン、ファミリーやグループ向けの和室など、最大定員8名様まで宿泊可能なバラエティー豊富なタイプを用意した。

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