業界ニュース

ホテル業界ニュース20181027

投稿日:2018年10月27日 更新日:

ホテルオークラ東京ベイ(千葉県浦安市)では11月1日より、約100,000球のウィンターイルミネーション「Bayside Celebration」を点灯する。
今年7月8日に開業30周年を迎えた周年を祝い、開業から変わることなく継承されている「大人のリゾート」を演出する。来年2月28日まで。また、11月1日から12月25日の間は、フロントロビーには、高さ約3.6mのクリスマスツリーが設置され、コートヤード(中庭)を囲む回廊の柱部分にはスワッグ装飾を施す。ゴールドやシルバーを基調としたオーナメントやリボン、「ごちそう」をイメージした祝祭感あふれるフルーツの形をしたオーナメントを取り入れた、上品なカラーの装飾が館内を彩る。

伊豆マリオットホテル修善寺(静岡県伊豆市)では12月1日から、「Girls Night ~ winter memories ~ (ガールズ ナイト ウィンター メモリーズ)」を発売する。
温泉露天風呂付き客室に宿泊しプライベートパーティーを楽しめるプラン。料理は、あたたかなビーフシチューのパイ包みや桜海老を使用したクリスピーピザなど、伊豆の豊かな食材を味わえる品々。デザートは、見た目も可愛い伊豆のイチゴづくしスイーツに加え、月替わりのホテルメイドスイーツがあざやかに並ぶ。温泉露天風呂付きの部屋では、時間を気にせず滞在中いつでも修善寺温泉を満喫することができ、また特典として「THANN」のアメニティセットを用意する。プライベートな空間で楽しむ贅沢なひとときを届けるプラン。来年2月28日まで。

ストリングスホテル名古屋(名古屋市中村区)では、3つの客室デコレーションプランを販売する。
同ホテルのコンセプトは「その街に集うすべての人にご満足いただけるその街のライフスタイルホテル」で、今回、滞在の目的・シーンに合わせてホテルステイを、より思い出深いひとときにする、3つの客室デコレーションプランを用意した。家族連れにおすすめな「バルーンdeデコレーションプラン」、誕生日や記念日におすすめな「タオルアートdeデコレーションプラン」、部屋が幻想的な光に包まれる「キャンドルdeデコレーションプラン」の3つ。

アルメックスは、ホテル向けに、宿泊者の睡眠の質を「見える化」するシステム「Sleep Data」の提供を始めた。
ベッドのマットレスにセンサーを設置して、宿泊者の睡眠時間や呼吸状態などを測定する。宿泊者は客室にあるテレビなどで睡眠の分析結果を得られる。睡眠時間や呼吸の一時停止回数なども確認できるという。
ビジネスホテルを利用する40~50代の男性などの利用を見込む。宿泊客は無料で利用できる。導入費用は、10部屋以上のホテルの場合、初期費用が1部屋5万円から。これとは別に、ホテル全体で月額1万~5万円の利用料がかかる。
ホテル側は、蓄積した睡眠のデータを用いて、客室の温度や寝具などの改善につなげることもできるとしている。2022年をメドに1万室への導入を目指す。

ダイワロイネットホテル青森(青森県青森市)がオープンした。
ダイワロイネットホテルとして全国で50か所目、青森県内では「ダイワロイネットホテル八戸」に続く2か所目となる。
地上14階建てで、客室数は218室。青森駅から徒歩5分圏内では最大の客室数のホテルとなり、全客室ともバス・トイレ別のセパレートタイプ。全室20平方m以上で、全室浴室とトイレが別になるのは青森市内のビジネスホテルでは初めてだという。
1階は青森市内で複数の飲食店を手掛けるクロックアップのレストラン「UGUISU」と、コンビニエンスストア「ローソン」を併設。2階は宿泊客が無料で利用できる「フィットネスルーム」を設置。これは青森市内のビジネスホテルでは初となる。防災面では、非常時にバッテリーに蓄えた電力をホテルの一部の電力に充てることができるプラグインハイブリッド車を、全国ホテルチェーンで初めて設置。ビジネスユースだけではなく、観光利用のファミリー層やインバウンドなど、幅広い客層が利用できるホテル。

インドの新興ホテルチェーン「OYO(オヨ)ホテルズ」が今年度内にも日本に進出する。
2013年の創業から2年で客室数でインド最大手になり、中国では昨年11月の進出から10カ月でトップ10に入った。ソフトバンクグループなどから調達した資金とITを駆使した経営で、驚異的なスピードで成長している。年度内に日本で最初のホテルを開き、その後、ラグビーワールドカップ、東京五輪に向けてホテルを展開する計画。同社は既存のホテルをフランチャイズ化して部屋数を急拡大している。日本でも中小規模のビジネスホテルをOYOブランドに切り替え、1泊5000~1万円程度の低価格で展開するとみられる。

WeBase 高松(香川県高松市)が12月に開業する。
四国初進出となる「ホステル」と「ビジネスホテル」が融合した新業態の宿泊施設。
「WeBase」は、旅を通じて「世界中の若者や旅行者」と「その地域」を文化で繋ぐ”Hub”となり「新たなコミュニティ交流のきっかけ = コトづくり」をコンセプトに誕生。2015 年に東京・西新井にオープンした「エンブレムホステル」(業務提携)からスタート し、2016年9月に「鎌倉」、2017年7月に「博多」を開業し、「京都」を今年10月27日開業、そして12月に開業する「高松」、来年には広島へ進出する予定。
WeBase高松は、ドミトリータイプのホステルタイプと個室のシングルやツインルームをフロア別にし、ニーズに合わせて利用できる。世界からの客を迎えるに当たり、「多言語対応」を実施し、英語・日本語を始め、中国語・スペイン語など6ヵ国の言語を駆使し、お客からの問い合わせや案内に対応する。

マカオに、新統合型リゾート開発プロジェクト「リスボエタ」が2020年にオープンする。
マカオ・コタイ地区のマカオドーム横の区画で開発が進められており、プロジェクト総工費は50億香港ドル(日本円約717億円)、敷地面積は10万6015平米、延床面積は14万1035平米。このほか、2万平米の屋外多目的スペースも設けられる。
リゾート全体の設計コンセプトは古き良き時代のマカオの町並みで、かつてマカオに存在した「エストリルホテル」、海上カジノ「カジノマカオパラダイス」といった1960年代の代表的建築物を再現。過去から現在、そして未来のマカオを体感できる仕掛けが用意されるとのこと。
リゾートには3つのホテルを併設。自前ブランドのリスボエタホテルのほか、いずれも世界初となるフランスのコスメティックブランド「ロクシタン」、通話アプリLINEのキャラクターブランド「ラインフレンズ」とコラボしたホテルになるという。3ホテルとも直営で、総客室数は850室を予定している。その他、遊園地要素やシアターといったレジャー施設も入る。

中国の習近平国家主席、李克強首相との首脳会談のため、昭恵夫人とともに政府専用機で中国を訪れた安倍首相。
今回、首相が北京で泊まったのは、ホテルニューオータニ長富宮。市内中心部、長安街に位置する日本人には馴染みの深いホテル。常時、日本語対応のスタッフが 在駐しているなど日本人向けサービスが充実している。1990年創業で、ホテル経営会社である長富宮中心有限責任公司は、北京市首都旅遊集団公司と日本企業47社の共同出資で創立された。ちなみに、ホテル名「長富宮」は、万里の長城と富士山に由来している。
今回、ホテルは、ほぼ貸し切り状態で、安全検査の機械も導入され、警備は厳戒体制となった。

■ザ・シックスダイアリーかほくホテルアンドリゾート(高知県香美市)では、「栗(くり)ぃむバーガー」を販売している。
物部川流域で採れた栗を目一杯使用した秋の味覚満載のメニュー。シロップ漬けの栗、つぶあん、マロンクリーム、生クリームをパンに挟んだ。とろける口溶けだ。プレートにはハロウィーンにちなんでお化けやカボチャの絵がチョコレートで描かれ、見た目も楽しいバーガー。一日限定10個。

■中国が国家プロジェクトとして推進してきた、香港と珠海・マカオ結ぶ「港珠澳大橋」が開通した。着工から約9年、世界最長約55キロの跨海架橋。
開通によって、広東省、香港、マカオの三地の間でヒト、モノ、カネの往来がそれぞれ活発化すると期待されている。
マカオ市街地と港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション施設との間には路線バスの2つの新路線が設定されるほか、カジノ・リゾートホテルのシャトルバスやタクシーも乗り入れる。港珠澳大橋を経由して香港市街地とマカオ市街地の間を結ぶ長距離バス路線も複数ルート運行されるほか、クロスボーダータクシーもお目見えする。
港珠澳大橋の香港側のイミグレーション施設はランタオ島の香港国際空港すぐ近くに位置するため、香港国際空港を利用したマカオ往来が容易となることから、マカオにとって「空港1つ分の経済効果」を期待するポジティブな見方もある一方、よりホテルの選択肢が豊富な香港への宿泊客の流出といったマイナス影響を懸念する声も聞かれる。開通後の旅客の動向が注目されている。

■全米各地のホテルで従業員ストライキが勃発している。
その理由のひとつが、新テクノロジーの導入。ロボットが運ぶルーム・サービス、キオスク端末でのチェックイン、顔認証テクノロジー、コンシェルジュ顔負けの「スマート」スピーカー・・・。これらの自動化が、雇用へのマイナス影響に不満を募らせている。
10月初旬、ボストンからサンフランシスコ、サンディエゴ、オークランド、サンノゼ、デトロイト、シカゴ、ハワイと全米各地のマリオット系ホテルで計8000人ほどの従業員がストライキを行った。
やり玉に挙がっている施策の一つは、環境保全を目的に同ホテルが導入している「グリーン」プログラム。宿泊客に対して、必要ない場合に清掃サービスを断ることを促す「環境保護」の取り組みで、西海岸では、食事のデリバリーサービスやライドシェアの台頭に伴い、バーやレストランなど、併設の飲食施設を縮小するホテルが増えていることや、ドアマンのチップが減少していることも、雇用不安の一因となっている。サンフランシスコでは、グラブ・ハブやウーバー・イーツなど食事デリバリーサービスの人気を受けて、ルーム・サービス提供を全面的に廃止するホテルも出ている。ドアマンの仕事が減るなど、ホテル従業員には逆風となる。あるホテル従業員の場合、過去3年で収入は4割減。その大きな理由が、タクシーを呼んだり、荷物を車に載せることでゲストから得ていたチップ減だという。
また、ホノルルのシェラトン・ワイキキでは新しいチェックイン・テクノロジーが導入される予定で、宿泊客が自分のスマホでチェックイン手続きを済ませ、場合によっては部屋のドアも開けられるという「モバイル・キー」アプリについての研修が行われたが、こうなると、ゲストがフロントデスクに立ち寄る必要がなくなる。
ハワイでおこなわれたデモは、シェラトン・ワイキキ、ロイヤルハワイアン、ウェスティン・モアナサーフライダー、シェラトン・プリンセス・カイウラニ、シェラトン・マウイなど、ハワイを代表する有名ホテルだけに影響も大きく、スト期間中は、チェックインは長蛇の列となり、レストラン、バレットパーキング、ハウスキーピングなども通常よりサービスの規模を縮小しての運営を強いられる。
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