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「一流ホテルのベッド(楽天店)」による業界の最新情報

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ホテル業界ニュース20181110

投稿日:2018年11月10日 更新日:

■ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区)は12月1日より、ウィンターエクスペリエンス~冬の宿泊プラン~を販売する。
同ホテルのオリジナルフレグランス”ミスティーク”の上品で甘美なアロマの香りに癒されるバスソルト付きステイパッケージのほか、クラブラウンジでは冬ならではのカクテルや体験を楽しめる「クラブウィンタージャーニー」を実施する。

ヒルトン東京お台場(都内港区)では、「ガールズ・スイーツコフレ」~クリスマスデザートビュッフェ~を開催している。
「コフレ」とはフランス語で、宝石箱という意味。日本ではクリスマスの季節限定のコスメセットが人気を集めていることから、近年ではクリスマスに関する人気ワードとなっている。この「クリスマスコフレ」にインスパイアされたデザートビュッフェを「シースケープテラス・ダイニング」で提供している。
ピンクのクリスマスツリーの下に広がるのは、ドレスや、宝石、花などを模したスイーツ、可愛らしいトナカイやサンタ、スノーマンの妖精のスイーツたち。ピンクを中心に、黒や白で統一された大人スタイリッシュな空間もインスタ映え抜群。

グランドプリンスホテル新高輪(都内港区)では、宝石箱の形をしたクリスマスケーキを販売している。
「エクラン ド フリュイ」は、色とりどりのフルーツが華やかにきらめく、フルーツの宝石箱。アーモンドタルトにマスカルポーネクリームや、ラズベリーマンゴーゼリーなど何層にも重なったケーキに、イチゴやラズベリー、メロン、ブルーベリーなどキラキラスイーツが溢れんばかりに詰め込まれている。サンタのオーナメントの中には、バルサミコの粒を添えた。

■京都ホテルオークラ(京都市中京区)は、最上階の宴会場を改装する。
来年2月に工事のため一時閉鎖し、3月をめどに再オープンする。音響設備を一新し、国際会議や展示会などのMICE需要を取り込む狙い。
宴会場「アポロン」は最上階にあたる17階にあり、広さは220平方m。最大で210人程度を収容できる。じゅうたんや壁面、天井を改装し、音響設備を更新するという。投資額は1億円。

■(仮称)中洲五丁目ホテル計画(福岡市博多区)が着工した。
竹中工務店が所有する土地に、周辺環境やゲストの快適性に配慮したホテルを、竹中工務店の設計施工で新築するもので、竣工後は、三井不動産グループが賃借し、三井不動産ホテルマネジメントがホテル運営を行う。
場所は、市営地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端」駅より徒歩約2分の立地。三井不動産グループが運営するホテルとしては、福岡市内では現在建設を進めている「(仮称)博多駅前二丁目ホテル計画」(2019年夏開業予定・約300室)に続いて2軒目、九州では「三井ガーデンホテル熊本」を含め、3軒目となる。

■マリオットは、全国の「道の駅」に併設したホテルを計画している。
マリオットと積水ハウスが自治体と連携して各地の特産品や文化を生かして集客、訪日外国人客向けホテルを展開する。
2020年以後にまず京都府などを手始めに全国で約15施設を設ける。積水ハウスが新設する子会社が運営し、マリオットが従業員教育などノウハウを提供する。新ホテルの仕様や事業費など詳細は今後詰めるが、宿泊費は平均1万~1万5,000円となる模様。施設は外国語表記などを充実させる。
将来的には全国に50施設まで拡大する構想もあるという。マリオットと積水ハウスはこれまで、大阪で「セントレジス」、京都で「ザ・リッツ・カールトン」ブランドの高級ホテルを開業した実績がある。2021年には国内初のブランド「Wホテル」を大阪・心斎橋に開業する予定。新たなホテルの宿泊費はマリオットが日本の都市部で展開する高級ホテルと比べ、低めになる見込み。

hotel zen tokyo(都内中央区)がオープンする。
「禅」をテーマにした宿泊施設の第1弾として開業する「泊まれる茶室」がコンセプトのカプセルホテル。
千利休の茶室「妙喜庵」を参考にデザインした各カプセルは、和風の内装で日本画などを飾り、ベッドのほかに床の間の形をした金庫キャビネットや電源などを設置。カプセルを積み上げる通常のカプセルホテルの形式とは異なり、高さを天井の高さ(2.2m)まで拡大した。ベッドの大きさや面積が異なる5種類のカプセルがあり、価格帯は1泊6,000~1万2,000円程度。ベッド数は78で、5フロアに設置。女性専用フロアも設けるという。カフェバーやシャワーなどの共有施設も用意する。主に訪日外国人客向けに、都市部で日本文化を感じられる手頃な価格の宿泊施設を展開していく。

MIMARU 京都新町三条(京都市中京区)がオープンした。
グループでの中長期滞在のニーズにも対応する都市型アパートメントホテルで、キッチンやリビング・ダイニングスペースを備え、4名以上で快適に過ごせる「空間」、客室内にミニキッチンや調理器具などを常備し、洗濯機も備えることで叶う、暮らしの延長線上にある「自由」な過ごし方、都市部や観光地などにアクセスしやすいことで可能となる様々な「体験」の3つの特徴を持つホテル。「和」のテイストで演出した、特徴的な格子デザインで構成された客室と、ゆとりあるエントランスロビーが特徴で、周辺の観光情報やレストラン情報など、多彩な日本体験を楽しむための情報も提供するという。

■倉敷国際ホテル(岡山県倉敷市)では、「大原美術館」で挙式を行う「ART(アート)婚」プランの提供を始めた。
日本最初の西洋美術館として1930年に開館した大原美術館で、閉館後の時間帯や休館日を利用して挙式を行う同プラン。ギリシャ神殿風の外観が特徴的な正面玄関での挙式と、エドモン = フランソワ・アマン = ジャンやアンリ・マティスの大作に囲まれた2階展示室での挙式の2プランを用意する。閉館後の時間帯を利用したナイトウエディングは、キャンドルを使ってライトアップする。同ホテルで披露宴や食事会を利用する新郎新婦が対象で、利用人数は10~100人。

モルディブに、ベッドルームが海の中という海中ヴィラがオープンした。
コンラッド・ホテルが運営するリゾート、コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランドで、モルディブの現地語で珊瑚を意味する「Muraka」と名付けられたそのヴィラは2階建て。2階部分は海上にあるが、1階部分はインド洋の海中5mに沈んでいる。2階にあるのはプライベートのアスレチックジムやバー、ダイニングルーム、海とひと続きに見えるプールなど。専属の執事の部屋も2階にある。
海中にある1階はベッドルームで、ドーム状の透明アクリルに覆われていて、泳ぐ魚や海底の珊瑚を直接見ることができる。
この海中ヴィラの「1泊」の値段は5万ドル。日本円にして約570万円。しかも、1泊だけでは利用できないそうで、最低でも4泊しないと予約できないという。ヴィラはランガリ・アイランドのリゾートと繋がっており、そちらには海中レストランがある。
この海中ヴィラはコンラッドが1500万ドル(約17億円)かけたプロジェクトで、モルディブの海洋環境を破壊しないよう、海中に沈む1階部分は全てシンガポールの陸上で作り、それを船で運んだという。水圧に耐えるドーム状の透明アクリルは、世界中の水族館の水槽などを手掛ける日本企業の製品が採用されている。
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