クイーンサイズやキングサイズより大きなベッドって、購入できる？

投稿日：2021年8月27日更新日：2021年9月1日

本日は、ベッドのサイズについてのお話です。

一般的に、ベッドの使い方は、一人一台とは限りません。たとえば、カップルの場合は、二人で一台のベッドを使用し、また、小さなお子様のいる家庭では、三人で一台のベッドを使用したり、四人で一台のベッドを使用したり・・・色々なケースがあり得ます。

でも、そんな大きなサイズのベッドやマットレスは、一般的にはほとんど市販されていませんよね。それでは、そんな大きなベッドで寝るためには、どうすれば良いのでしょうか・・・?

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一般的なベッドのサイズは？

それでは、まず最初に、一般的なベッドのサイズ(横幅)って、どのくらいでしょうか。

よく耳にするサイズとしては、「シングルサイズ」とか、「セミダブルサイズ」・「ダブルサイズ」・「クイーンサイズ」などですよね。

でも実際には、特にホテル旅館の業界等では、その前後のサイズや、その中間的なサイズも存在します。

たとえば、小さな方のサイズでは、「USシングルサイズ(815mm幅)」・「900シングルサイズ(900mm幅)」「PSシングルサイズ(980mm幅)」など、一般ではあまり目にしないサイズが存在します。

そして、中間的なサイズとしては、「Mサイズ(1,100mm幅)」や「MDサイズ(1,300mm幅)」や「1,700mm幅」等も存在します。

そして、もっと大きな方のサイズでいうと、「クイーンサイズ」より大きな「キングサイズ(1,800mm幅)」や「K-1サイズ(1,940mm幅)」までが一般的と言えるでしょう。

この「K-1サイズ(1,940mm幅)」あたりで、ベッドの「縦」と「横」がほぼ同じ長さで、ベッドを上から見ると、ほぼ正方形の形のベッドとなります。

これより横幅が大きなサイズになると、ベッドの縦の「長さ」よりも、「横幅」の方が大きくなっていきます。

「K-1サイズ(1,940mm幅)」の次が「K-2サイズ(2m幅サイズ)」、その次が「2,200mm幅」、「2,440mm幅」、「2,600mm幅」、「2,800mm幅」「3m幅」・・・と、大きくなっていきます。その大きさは、実は無限に実現可能なのです。

もちろん、無限可能とは言っても、お部屋の広さには限りがあります。なので、理論上は可能でも、なかなか3m幅以上のベッドを自宅に置かれるケースは中々ないでしょうけれど・・・。

では、こんな、3m幅とか2m80cm幅などの大きなベッドは、どうすれば実現可能なのでしょうか・・。その仕組みをみてみましょう。

実際のホテルの客室では、宿泊されるお客様が1人の場合、2人の場合、3人の場合、4人の場合・・・と、さまざまです。一般的によく耳にする「シングルルーム」とか「ツインルーム」、「ダブルルーム」という呼称以外にも、実は、「トリプルルーム」とか「フォースルーム」なんていうお部屋の呼称も存在します。

ホテルでは、あらゆる宿泊スタイルの需要に応えられる様な体制を取っておくことが、おもてなしでもあり、ホスピタリティでもあります。

余談ですが、「ホテル」という言葉は、ラテン語にその語源をもち、「hospitality(ホスピタリティ)」や「hospital」や「hostel」などの言葉とも関連しています。

それでは、大きなベッドに掛かっているシーツやベッドカバーなどの寝具を外して取ってみましょう・・・。そのマットレスの表面には、「ジョイント仕様」が付けられています。

こんな感じです↓

それによって、マットレスとマットレスが連結されて、ひとつの大きなベッドとなっているのです。

ジョイント部分は、しっかりと固定されていますので、一体感があり、寝ている間に動いても、外れたりということはありません。

通常、このジョイント部分は、マットレスの片辺だけに付いています。マジックテープには、出ている方と、受けの部分がありますので、両者をピッタリとジョイントして、くっつけ、また、ジョイントの着脱は簡単にパリッと可能ですので、必要に応じて、付けたり外したりします。

ツインルームからダブルルームへの転換が簡単に可能なのです。

さらに、このジョイント部分を、マットレスの片辺だけでなく、左右両辺に付ければ、マットレスの左右に、また別のマットレスを固定できますので、マットレスはどんどん大きくすることが可能になります。

お部屋の広さにもよりますが、皆さんも、ご家族の状況によって、キングサイズよりも、もっと大きなベッドをご検討されてみては如何でしょうか。

ちなみに、その上に掛ける寝具類は、ベッドとベッドをジョイントした上からベッドメイクできる様、「大きな一枚物仕様」でお作り出来ますが、それはまた別の機会に・・・