ホテル業界ニュース

ホテル旅館観光業界ニュース20220918

投稿日:2022年9月18日 更新日:

■仙台ワシントンホテル(仙台市青葉区)に「ワシン丼」が登場した。
同ホテルでは感染拡大前は朝食をビュッフェスタイルで提供してきたが、拡大後は定食形式で朝食を提供している。それが今回、約2年ぶりに朝食のビュッフェスタイルでの提供を再開することになった。感染状況も落ち着きをみせ、ビュッフェスタイルの朝食の希望が多く、再開を決めたという。朝食会場はこれまで座席数を通常の半分ほどに制限してきたが、各席に仕切りを設置することで、通常通りのおよそ70席に。さらにこの機会に合わせて新たなメニューも用意。「ワシントンホテル」と「丼ぶり」をかけ合わせた「ワシン丼」。宮城サーモンをメインに、ミルフィーユ状で出すことで見栄えも楽しめる逸品だという。今後、外国人観光客の姿が戻ることに期待を寄せる。

■万座プリンスホテル(群馬県吾妻郡)は、女性の従業員が考案した宿泊プラン「女子旅プラン」の販売を始めた。
管理栄養士が監修した特別ランチメニューやホテル内に併設するフットケアサロンでの施術と温泉を組み合わせた旅を提案する。チェックアウト時刻は通常は午前11時のところを午後3時とした。前日の午後3時にチェックインすれば、1泊でも24時間の滞在が可能で、ゆったりと部屋でくつろげるという。夕食と昼食付きで宿泊料は1人1泊19,301円から。販売期間は8月31日まで。

■ホテルニューオータニ(都内千代田区)では、 “東京2大花火大会”の1つである「神宮外苑花火大会」の開催決定を受け、開催当日である8月20日に客室から花火が見れる「神宮外苑花火大会 鑑賞宿泊プラン」を販売している。
感染拡大の影響を受け2年連続で開催中止を余儀なくされてきた同大会。今年、3年ぶりの開催が決定し、多くの人が足を運ぶことが予想されている。同ホテルでは、例年大好評の、客室で花火をひとりじめできる室数限定一夜限りの宿泊プラン「神宮外苑花火大会 鑑賞宿泊プラン」を3年ぶりに販売する。猛暑を忘れて、涼しく快適なホテルの客室から都内最大級の迫力満点の花火を目の前に愉しめる、一夜限りのプレミアムな宿泊プラン。部屋は、天上から足もとまで一面ガラス張りの窓「フルハイトウィンドウ」が開放的な「ザ・メイン」、もしくは40階建ての高層ホテル「ガーデンタワー」の部屋タイプから選ぶことが出来るので、家族や気の置けない友人同士、恋人との特別なデートなど、さまざまなシーンで利用できる。またホテルの部屋から会場となる神宮球場まで高い建物に遮られることなく、花火の全景を愉しめるので、猛暑の中で汗だくになりながら花火鑑賞する必要はない。花火を部屋の正面から鑑賞できる「フロントビュープラン」のほか、リーズナブルに愉しめる「ポイントビュープラン」など、予算に応じての選択も可能。花火を愉しんだ翌日は、”健康”と”発酵”をテーマに、同ホテルのグランシェフ中島眞介氏がプロデュースする朝食ビュッフェ SATSUKI「新・最強の朝食」で優雅な一日の始まりを。抜群の鮮度を誇るサラダや、玄米卵を使用したオムレツに最高級の食材を贅沢に使用したメニュー、発酵にこだわった和食など、和・洋・中100種類を超えるメニューが愉しめる。

■ダイワロイネットホテル札幌中島公園(札幌市中央区)がオープンした。
ダイワロイネットホテルは全国で79カ所目、札幌市内では「ダイワロイネットホテル札幌すすきの」に続き、2カ所目となる。客室は、ダブル・ツイン・フォース・ロングステイルームなど全210室。ロングステイルーム(56平方m)では、洗濯乾燥機や電子レンジを設置、長期出張やワーケーション等に対応する。全室に43インチ以上の液晶テレビ・冷蔵庫・セーフティボックス・温水洗浄便座付トイレ・加湿機能付空気清浄機、Wi-Fi等を完備した。館内設備は、大浴場・会議室・コインランドリー・自動販売機・電子レンジ・製氷機・喫煙ブースなど。レストラン(朝食会場)は7月2日オープン。場所は、札幌市営地下鉄南北線「中島公園」駅1番出口より徒歩4分、札幌市電山鼻線「山鼻9条」電停より徒歩3分に立地。徒歩圏内には中島公園や北海道最大の繁華街すすきのがあり、ビジネスだけでなく、家族や友人同士での利用など、幅広い需要を見込む。

■スイス・サイヨンに、壁や天井の無いユニークなホテルが期間限定で登場した。
客室には、ベッドはあるが、壁もなければ、天井もない。コンセプトは「現在の世界情勢を考える」。開発したのは、スイスの芸術家兄弟。兄弟によると、このホテルでは、眠ることが重要ではなく、重要なのは、現在の世界情勢について考えること、 宿泊客には、半分眠りに落ちた状態で、気候変動や戦争、完璧を求める人類の終わりのない競争といった問題について、考えてもらいたいのだという。客室専属のスタッフがいるほか、ドリンク、朝食が提供されるという。同ホテルの客室は、近隣 x 4箇所にある。料金は、飲み物と朝食が付いて1人当たり、日本円で約45,000円。同市の市長も賛同しており、「”今”について思考するホテル。そして世界の様々な問題に対して、眠り、考え、行動を起こすべき。屋根があろうと、なかろうと・・」としている。既に、6,500人がキャンセル待ちの状態だとか。

■スペースキーポイントが7月7日に開業する。
近未来的なデザインの「海のグランピングホテル」で、オーシャンビューも楽しめる、宿泊者専用サウナも導入するという。場所は、「リビエラ逗子マリーナ」(神奈川県逗子市)と「リビエラシーボニアマリーナ」(神奈川県三浦市)の二箇所。「リビエラ逗子マリーナ」は、高級クルーザー・ヨットが停泊するマリーナや、一昨年開業のマリブホテル、日本初上陸レストラン「マリブファーム」をはじめ、「リストランテAO」などレストラン・カフェ、イベント会場、テニスコート、1,300戸のリゾートマンションを有する。一方、「リビエラシーボニアマリーナ」は、三浦半島南端に位置し、奇跡の森「小網代の森」や穏やかな小網代湾に面した東洋屈指のマリーナ。新たな宿泊施設「SPACE KEY POINT」の外観は、丸みを帯びた近未来的なデザインが特徴。眺望にこだわり、一面ガラス窓を採用、幻想的なサンセットや船の浮かぶ海が広がる絶景オーシャンビューを楽しめるとしている。客室内は機能的でシンプルな仕様とし、プライベートデッキには専用のバーデプール(水着着用必須)を設置、愛犬同伴宿泊も可能とした。プライベートデッキでは、名物の小坪サザエや湘南しらす、神奈川県産の幻の牛「相州牛」など、地産の豊かな食材を使用した「おもてなしBBQ」を楽しめるという。サウナは、宿泊客限定の完全貸切制プライベートのサウナ。木のぬくもりに包まれたセルフロウリュが可能な本格フィンランド式サウナで、大きな窓を設え大海原を望み、雄大な相模湾と水平線を望む水風呂を設けた専用デッキが「ととのう」スペースとなっている(水着着用必須)。なお、リビエラ逗子マリーナは開業時より独立のSPACEとして常設、リビエラシーボニアマリーナは冬期テントサウナを設置予定。

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◇ご参照 ホテル商品のご紹介
ホテル ベッド ホテルシーツ 羽毛布団(ホテルベッドカバー) ホテル枕
和室ベッド
デュベスタイル 旅館マットレス サータ
大きいサイズのマットレス
ベッドスロー ホテル バスローブ
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