■SOKI KANAZAWA(石川県金沢市)が今秋オープンする。
ブランド名の「SOKI」は、「素(す)の器(うつわ)」を由来とし、ありのまま(=素)の飾らない本質を追求、その土地の自然や風土、素材を嗜む場所(=器)という意味を持つという。2年前に「SOKI ATAMI」(静岡県熱海市)を開業、熱海に根付く湯治文化を紐解き、心身をととのえる養生体験を提供する現代の温泉宿として展開してきた。今回オープンする同ホテルは、「SOKI」シリーズとしては2拠点目となる。館内では、金沢観光を楽しんだ後に訪れ、ほっとひと息つき、心と体をリセットしてもらえるよう、風土を生かした空間デザインや素材を楽しむ滋味深い食事、五感を癒すコンテンツなどを用意する。客室は18平方m~37平方mの全130室で、家具や色合いを柔らかいトーンでまとめ、旅の目的や滞在に合わせて選べるよう、コンパクトなタイプからファミリー・グループ向けの4名定員のタイプまで用意する。大浴場は、加賀温泉の昔ながらの総湯(公共浴場)にみられる湯船、湯おけのデザインを地元石川県で採れる滝ヶ原石で表現。シンプルで心地良い空間で、四季の移り変わりを感じられる季節湯など、旅の疲れを癒す様々な湯の楽しみ方を提案するという。場所は、金沢市民の台所と呼ばれる「近江町市場」が目の前で、かつて商人が行き交い「市」が栄えたエリア。徒歩15分圏内には、ひがし茶屋街・金沢城・兼六園・金沢21世紀美術館などの主要観光地があるほか、食や工芸といった金沢の魅力もアクティブに楽しめる。
■名鉄トヨタホテル(愛知県豊田市)に、サッカーJ1「名古屋グランパス」とコラボしたコンセプトルーム「グランパスルーム758」が登場した。
同ホテルが、名古屋グランパスとパートナー協定を交わしたことを受け、ホームである豊田スタジアムでの試合開催時、共に地元・豊田を盛り上げていくために企画したという。テントやチェアなどのキャンプ用品を室内に備え気軽にキャンプ気分を味わえる「お部屋でキャンプ」や、客室にいながら名鉄電車を体感できるようにした「名鉄電車ルーム6048」などに続き5番目のコンセプトルームとなる。ツインルームの室内は、初代(1993年)のユニホームやサッカーボールのほか、チームの往年の名シーンの数々を撮影した写真、オフィシャルグッズ、サイン入りグッズなどで装飾。名古屋グランパスのオリジナルマグカップ、チームマスコットの「グランパスくん」のぬいぐるみやフラッグ、子ども用のミニサッカーゴールなどを設置した。宿泊料金は、ツインルーム1泊朝食付き1人24,000円~。1月31日まで。
■小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(都内渋谷区)では、1泊限定「何が当たるかお楽しみ!抽選付き宿泊プラン」を販売している。
同プランでは、チェックイン時にタブレット端末でルーレットくじにチャレンジできる。賞品は全4種類で、「ロマンスカーミュージアム限定商品」や「ホテル内のレストラン・ラウンジで利用できる1500円クレジット」など、必ず何かが当たるようにした。プランの価格は2人1室利用で朝食付き2万3200円~、3人1室利用で2万7400円~。部屋タイプは、シーニックツイン、キングルームを用意した。旅先のワクワク感や思い出作りの一コマとして、女子旅やファミリー層をターゲットに提供する。9月30日まで。
■ホテルブランヴェール那須(栃木県那須郡)に、「手ぶらで楽しめるBBQプラン」が登場した。
敷地内に40体以上の恐竜を常設する”ジュラシック温泉ホテル”の同ホテル。プールや卓球場、カラオケなども備え、1日中遊べるホテルとしてファミリー層に人気が高い。今回のプランでは、ランチとディナー、2種類のタイプを用意。ランチは、日帰りで気軽にアウトドア気分が満喫できるプラン。利用者はプールと温泉の利用が無料になる。メニューは、牛バラ(オーストラリア産)、肩ロース(カナダ産)、豚バラ(カナダ産)、鳥もも(ブラジル産)ウインナーなど。ディナーは、地元・那須のブランド肉をふんだんに使った宿泊者限定の贅沢なBBQプラン。メニューは、那須野ヶ原牛サーロイン、那須野ヶ原牛バラ、那須三元豚肩ロース、那須三元豚トントロ、那須三元豚ベーコン、骨付きウインナー海鮮アヒージョなど。
■SEKAI HOTEL Takaoka(富山県高岡市)が12月に開業する。
ホテルの開業は、住宅リノベーションを手がける「クジラ」が計画。運営は建設業の大野組が担う。空き店舗などを宿泊施設として再生利用し、街ごとホテル化する「SEKAI HOTEL」事業を大阪府内で展開しており、高岡が3拠点目となる。宿泊客が周辺店舗からサービスを受けられるようにするなど、地域の日常に溶け込める体験を提供している。高岡では、鉄骨コンクリート造り4階建ての文苑堂書店駅前店の建物を中核拠点としてリノベーションし、完全個室のドミトリータイプや2人部屋、4人部屋を準備する。客室数は決まっていない。現在準備を進めている物件は同店のみで、今後、徒歩5分圏内の他の空き店舗を順次改装し、分散型宿泊施設として活用する方針。
■ホテルルートイン周南(山口県周南市)が徳山東インター近くにオープンした。
全国に327店舗を展開するホテルチェーン、ルートインジャパンが運営する同ホテル。山口県内では5店舗目、周南市内では徳山駅前店に次ぐ2店舗目となる。徳山駅前店の稼働が好調なことから、徳山東インターから車で約5分の立地に追加で出店したという。鉄筋コンクリート造りの10階建てとなる同ホテルの客室は、シングル、セミダブル、ツインのほか、客室内の段差をなくしたバリアフリールームを設けるなど250室を用意。1階には男女別天然温泉大浴場「旅人の湯」を設け、周南市にある湯野温泉の湯を使う。周南コンビナートや新幹線高架橋などが一望できる最上階は、専用アメニティや高機能マットレスを完備し、ルームシアターが無料視聴できるコンフォートルーム専用フロアとなる。シングル3室分の広さを使ったデラックスツインやコンフォートシングル、コンフォートセミダブル、コンフォートツイン、バリアフリールームなど26部屋を用意する。宿泊者以外も利用可能な1階のレストラン「和み」には、98席を用意。朝食は、全ての宿泊プランに無料バイキングが付き、宿泊者以外は1,100円で利用できる。夕食は食事やアルコールメニューを用意。「牛すき焼き豆腐丼」、「旨(うま)かあじたたき」、「チキン南蛮」、ルートインオリジナルの「上田カリー」や「上田カリーうどん」などを提供する。
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◇ご参照 ホテル商品のご紹介
ホテル ベッド ホテルシーツ 羽毛布団(ホテルベッドカバー) ホテル枕
和室ベッド デュベスタイル 旅館マットレス サータ
大きいサイズのマットレス ベッドスロー ホテル バスローブ
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