ホテル業界ニュース

ホテル旅館観光業界ニュース20221226

投稿日:2022年12月26日 更新日:

■あらたし みなかみ(群馬県利根郡)が開業した。
フィルドが新たな温泉旅やホテルのNEWスタンダードを提案するブランドとして立ち上げた「あらたし」の第1号施設となる。「あたらし」ブランドは、”NEW-tral”(new = 新しい + neutral = 中立の、公平な)をコンセプトに、既存の温泉旅館の運営スタイルや従来のサービス形態に囚われることなく、”適度なサービスの距離感”を軸にゲストの居心地・使い勝手のよさを意識した新しい旅のシーンを目指すという。「あたらし」ブランドの第1号施設となる「あらたし みなかみ」は、客室数が42室(ツインルーム x 30室、トリプルルーム x 11室、ハンディキャップルーム x 1室)で、いずれの部屋も利根川向きで、客室露天風呂を備える。収容人員は167名。

■釧路プリンスホテル(北海道釧路市)では、地元企業と連携し、釧路の魅力となっている「夕日」と「食」を楽しめる夕食付きプラン「くしろの魅力 “世界三大夕日”と”炉ばた”満喫プラン」を販売している。
釧路の夕日は、世界中の海を巡ってきた船乗りたちが「釧路の夕日はバリ島、マニラに続き、世界で3本の指に数えるほど美しい」と謳う「世界三大夕日の街」と言われている。また、秋から冬にかけては晴れる日が多く、空気が澄んでいることから、最も美しく夕日を見れる時期だという。夕日の人気スポット「幣舞橋」は、同ホテルより徒歩10分に位置し、北海道三大名橋の一つにも数えられている。夕日を見るだけでなく、橋上にある四季の像と、夕日を一緒に撮影することも可能。夕日が沈んだ後も、空一面を茜色に染めるマジックアワーを楽しむことができるとしている。夕食は、地元釧路でも人気の「炉ばた煉瓦」で、宿泊者限定セットメニューを用意。同店は、目の前の炭火を使用し、自身で焼き上げるスタイルの店。季節の魚をはじめ、貝付きホタテ・いくら丼など、港町ならではの食材が楽しめるという。

■星野リゾートの2ホテルが今秋から来年初めにかけて、大阪ベイエリアに相次いで開業する。
2ホテルは、12月16日開業の「リゾナーレ大阪」(大阪市住之江区)と来年初めに開業の「OMO(オモ)関西空港 by 星野リゾート」(大阪府泉佐野市)。リゾートホテル「リゾナーレ」ブランドは、西日本初進出となる。都市型ホテル「OMO」ブランドは、4月にオープンした「OMO7大阪」に続く2館目となる。リゾナーレ大阪は、「ハイアットリージェンシー大阪」の4フロアを改装し、23・24・26階に64室の客室を、28階には創造的思考を育んでもらうという「アトリエ」を、それぞれ設ける。一部の客室には、室内の壁や窓にお絵描きができる「アトリエルーム」も用意。OMO関西空港は、関西空港の対岸の、JR、南海電鉄りんくうタウン駅に近い同社初のエアポートホテル。地上22階建てに、700室の客室や大阪湾を望むレストラン、ルーフトップバー、大浴場などを備え、空港までシャトルバスを運行するという。

■東横INN伊勢市駅(三重県伊勢市)がオープンした。
客室は、シングル・ダブル・ツイン・トリプルなど全147室。客室内には、動画配信サービス対応テレビを導入した。朝食は6時30分~9時に無料で提供、サラダバーや伊勢のソウルフード「あられ茶漬け」を用意する。館内には、最大26名まで利用可能な会議室も設置した。無料駐車場は79台。場所は、JR参宮線「伊勢市」駅より徒歩12分、近鉄山田線「伊勢市」駅より徒歩12分の立地。JR「伊勢市」駅より無料送迎バスを運行する。

■ホテルグランコンソルト那覇(沖縄県那覇市)が開業した。
不動産事業やホテル事業などを手掛けるキャムコが手掛けるホテルで、客室は、ダブル・ツイン・フォース(コネクティング)など全151室。朝食は、フードスタイリストのプロデュースによる「5感で味わうスパイス朝食」をコンソルトラウンジで提供。和・沖縄・アジアのメニューをビュッフェ形式で用意する。なお、同ラウンジは昼間、宿泊客専用のフリーラウンジとして利用可能(Wi-fi、USB電源有)としているほか、夕方にはクラブルーム宿泊客専用のバーラウンジとなる。場所は、ゆいレール「県庁前」駅より徒歩約5分、那覇空港より車で約15分の立地。国際通りまでは徒歩約3分。

■サンホテル大竹(広島県大竹市)が来夏オープンする。
ホテル経営のサンクリエイトが手掛けるホテルで、国道2号沿い。JR大竹駅から北東約450mの位置で、9階建て。宿泊料は消費税別でシングル6~7千円、ツイン1万~1万2千円を想定。最寄り駅はJR大竹駅。現在、大竹駅は橋上化工事が行われているため、完成すればホテル側にも駅への入口「東口」が誕生し、ホテルから駅までの距離が大幅に近くなるという。(西口までは約900m、東口までは約500m)。客室約130室、大浴場も予定しており、出張などの業務に加えて観光での利用も見込む。

━━━━━━━━━━━━━━━
◇ご参照 ホテル商品のご紹介
ホテル ベッド ホテルシーツ 羽毛布団(ホテルベッドカバー) ホテル枕
和室ベッド
デュベスタイル 旅館マットレス サータ
大きいサイズのマットレス
ベッドスロー ホテル バスローブ
━━━━━━━━━━━━━━━━

-ホテル業界ニュース

執筆者:

関連記事

ホテル旅館観光業界ニュース20211017

■リーガロイヤルホテルでは、外出自粛により低下したADLや身体の機能改善を目指す高齢者や要介護者向けの「ホテルリハビリ」サービスを提供開始した。同ホテルと、歩行に特化した自立支援デイサービスを手掛ける …

ホテル旅館観光業界ニュース20200826

■松本本箱(長野県松本市)がプレオープンした。 松本本箱は、ホテルの再生とともに街に点在する空き家を改修するエリアリノベーションプロジェクト「松本十帖」の一環でオープン。創業335年の老舗旅館「小柳」 …

ホテル旅館観光業界ニュース20211110

■ホテルメトロポリタン(都内豊島区)に、「Suicaのペンギンルーム」が登場した。同ホテルでは「Suicaのペンギン」誕生10周年の2011年から、「Suicaのペンギンルーム」「Suicaのペンギン …

ホテル旅館観光業界ニュース20221003

■MIMARU東京日本橋水天宮前(都内中央区)では、「My Concept Room」を販売している。総フォロワー数89万人を超える女性向けSNSメディアSucle(シュクレ)とコラボしたプランで、Z …

ホテル旅館観光業界ニュース20220912

■JR東日本ホテルメッツ大森(都内大田区)が9月28日に開業する。場所は、JR京浜東北線「大森」駅中央改札より徒歩1分。駅ビル「アトレ大森」と同じ建物内にあるため、滞在中の食事・買物も便利だという。フ …