■ホテル黒部(富山県黒部市)が、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の「聖地」として人気を集めている。
メンバー4人が宿泊した旅館で、ファンが手作りした「ももクロ」グッズが寄せた置き土産が増えたのに伴い売店を専用コーナーに衣替えした。同ホテルには、黒部市で2019年に開催された野外ライブ「ももクロ春の一大事in黒部」オープニング映像収録のため泊まった。後日、メンバーがラジオで宿泊を公表すると、全国からファンが訪れるようになったという。「モノノフ」と呼ばれる熱狂的なファンは、オリジナルグッズを作ってライブ会場などで互いに交換しており、同ホテルでも宿泊した証しとしてグッズを置いていくようになった。人形やイラスト、バッジなど、当初はロビーの一角に飾っていたものの、特典付きのモノノフ専用プランも用意してファンの期待に応えていたところ、「聖地」人気もさらに高まり、グッズは500点以上に。土産物などを扱っていた売店をそっくり、「ももクロコーナー」にした。ファン同士の交流の場にもなっているという。
■ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区)は、世界で人気の日本酒”獺祭”とコラボした「”獺祭”コラボレーション生チョコレート”45″」を販売している。
今年9月に開業45周年を迎えるのにあわせて企画したもので、ロングセラー商品、同ホテルのオリジナル生チョコレートが新たな装いで登場。今回は、”美味しくなければ意味がない”獺祭のスタンダードである「獺祭 純米大吟醸 45」と、同ホテルの開業45周年の「45」繋がりでコラボレーションが実現したという。チョコレートのなめらかな食感と、ふんわりと広がる日本酒の繊細な甘味と華やかな香りを楽しめる”大人の生チョコ”がお目見えした。
■ザ・ペニンシュラ東京(都内千代田区)では、「ピーターラビットアフタヌーンティー」を開催している。
正面玄関を抜けると広がる「ザ・ロビー」から、ピーターラビットのかわいさが詰まった「ピーターラビットアフタヌーンティー」が登場する。ピーターラビットの絵本に登場するキャラクターやモチーフに着想を得たスイーツとセイボリーが、バードケージ型のスタンドを華やかに彩る。ピーターラビットの耳と水色のジャケットからイメージした「チョコレートトリュフトルテ」や、土色のクランブルとチョコレートのシャベルで表現した「マクレガーさんの畑」など、心はずむメニューの数々を楽しめる企画。生演奏が響き渡る優雅な空間で、かわいらしいキャラクターが創り出す絵本の世界観を思う存分堪能できる。
■天ノ寂(熊本県上天草市)がグランドオープンした。
客室11室とダイニング、エステルームなどで構成されたスモールラグジュアリーホテル。全室温泉付きスイートに泊まりながら、天草の海の幸を楽しむことができる。どの部屋もゆとりがある松島温泉付きのスイートルーム。全室部屋からもお風呂からも天草の景色を堪能できる。1面に広がる海を眺めながら至福の時を過ごせる。ダイニング「わび」では、”魚介の宝庫”である天草ならではの日本料理と鮨を提供。近海でとれた新鮮な旬の海の幸をたっぷり使った珠玉の1皿を、天草の海のロケーションを眺めながら味わうことができる。また、芸術にも触れ合える宿とし、ラウンジや客室には天草出身の横島庄司氏の絵画を、客室のオブジェやルームキーホルダーには和水町の彫刻家、上妻俊宏氏の作品が施されている。文様染めの織物「天草更紗」や「天草陶磁器」など天草の魅力も感じられる宿となっている。
■渋谷エクセルホテル東急(都内渋谷区)に、テレビアニメ「チェンソーマン」とコラボした宿泊プランが登場した。
藤本タツキ氏が原作を手がける同作は、雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2018年12月~2020年12月に連載。現在「少年ジャンプ+」で第2部が連載中で、コミックスの累計発行部数は2400万部を突破。アニメは昨年10月から放送している。父親が遺した借金を返済するため、「チェンソーの悪魔」である「ポチタ」と共に暮らす主人公の少年「デンジ」。悪魔を駆除する「デビルハンター」として生計を立てるなか、裏切りに遭い殺されてしまうが、デンジはポチタと契約し「チェンソーマン」としてよみがえる。アニメ第6話・第7話(永遠の悪魔編)で描かれた、銃の悪魔の肉片を集めるためにホテルに潜入したデンジたち公安対魔特異4課が、悪魔の能力によって8階に閉じ込められてしまい窮地に立たされるストーリーから着想を得てコラボレーションする今回。ストーリーに合わせて8階にコンセプトルームを設置。作中に登場するシーンの場面写真などを展示するほか、東急ホテルズの「T」とチェンソーマンの「C」を組み合わせポチタの顔をイメージしたデザインのコラボレーションロゴを制作し、ロゴを使ったタオルや巾着袋、歯ブラシセットなどを宿泊特典として用意する。併せて、「永遠の悪魔編」を追体験できるAR(拡張現実)空間音響プログラムも提供。専用アプリで、チェックイン時に受け取る専用の2次元バーコードを読み込むことで体験できる。同時に、同ホテルのラウンジ「エスタシオン カフェ」ではコラボメニューを提供。デンジが作中で「最高じゃあないっすか・・・」と言った朝食メニューを参考にした、イチゴジャムのホットサンド、サラダ、ミネストローネの朝食セット(2,800円)、ポチタをイメージしたサンドなどのプレート(2,200円)、公安対魔特異 4 課所属メンバーのシルエットをあしらうカフェラテ(4種、各1,500円)など。
■タイ・バンコクに、「ホテルJALシティバンコク」が開業した。
当初は3年前の5月に開業を予定していたものの、延期していた。旧ホテル・ヴァーヴ・バンコクを改装、リブランドオープンしてオープンするもので、ホテルJALシティとして初の海外進出となる。訪タイ日本人が増加傾向にあることから、開業を決めたという。地上17階建て、客室数は324室で、標準客室面積は約26平方m。全室にバスタブを完備。シャワーブースを備えた56平方mのゆったりとした客室「J-レジデンスルーム」も用意した。オールデイダイニング、3つの会議室も擁する。3年前の1月に開業したホテル・ニッコー・バンコクに隣接し、ホテル・ニッコー・バンコクのスイミングプールも利用できる。2階のレストラン「S-SEN(エッセン)」の朝食には、和食を含むインターナショナルブッフェを用意し、午前5時半から提供するという。アクセスは、BTSスカイトレインのトンロー駅から徒歩約3分。多くの日本人や外国人駐在員、タイの富裕層が居住するエリアに位置する。
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