以前に、別のページで、「スリープツーリズム」についてご紹介させて頂きました。
快適な睡眠を追求する旅です。
「○○ツーリズム」という言葉には、他にも、「グリーンツーリズム」や「エコツーリズム」など、色々なニューツーリズムが無数に登場してきていますが、最近、新たに「ウェルネスツーリズム」という言葉も使われる様になってきました。
本日は、この「ウェルネスツーリズム」について、少しみてみたいと思います。
ヘルスツーリズムとは?
WHOが発表した世界保健統計によると、男女平均の健康寿命が最も長い国は日本です。ちなみに、2位がシンガポール、3位が韓国で、トップ3はアジアの国が占めています。
健康長寿国としての日本は、健康志向のさらなる高まりや、全国知事会などでも「健康立国宣言」が決議されるなど、健康寿命産業にも注目が集まっていて、その中に「ヘルスツーリズム(HealthbTourism)」も位置付けられています。
広義の「ヘルスツーリズム」とは、一言でいうと、病気を予防し、健康で生活をおくるための健康づくりのためのツーリズムということになります。
メディカルツーリズムとは?
一方、「メディカルツーリズム(Medical Tourism)」とは、「医療観光」ともいい、病気治療や療養を主な目的としての旅行です。たとえば、自国より医療水準の高い国へ行き、治療や検診などを受けるツアーのことです。
医療観光に訪れる患者は、暫くその国に滞在することになり、また、その見舞客や家族なども訪れることがあるため、ホテルや観光地などの分野への恩恵もあります。
ウェルネスツーリズムとは?
そして、これまであまり馴染みの少なかった「ウェルネスツーリズム(Wellness Tourism)」という言葉ですが、「ウエルネス」とは、「Wellbeing(ウェルビーイング)」と同義語としても使われ、直訳すると「健康、幸福」という意味で、「よりよく生きようとするライフスタイル」のことです。
それは、「病気(ill)」の対義語としての「健康(health)」とは異なり、身体だけでなく、精神面も含め、自分が望む生き方や生活スタイルを確立させ、自己実現に至ることを目指す言葉で、「心身ともに生き生きとしている状態」のことです。つまり、「ウェルネスツーリズム」とは、肉体の健康を目指すだけでなく、心身の健康増進や精神的幸福を目的とした旅行のことをいいます。免疫力や自然治癒力を強め、さらに健康美を享受することを目指した旅なのです。
たとえば、旅先でのスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、健康食、アクティビティ、レクリエーション、交流などを通して、心と体の健康に目覚める旅、その地域の資源に触れ、新しい発見と自己開発ができる旅、原点回帰し、リフレッシュして、明日への活力を得る旅のことです。
ツーリズムは町おこしにも
いずれにしても、各ツーリズムでは、その地域独自の資源を、人々の健康と観光の両方に活かすことができる地域ヘルスケアビジネスとして、地方創生・町おこしの観点からも、最近、需要が飛躍的に高まっているのです。
ウェルネス/ヘルスツーリズムのベッドや寝具は?
そんなウェルネスツーリズムやヘルスツーリズムの寝具は、どのようなものが選ばれるでしょうか。
病気治療のための「メディカルツーリズム」においては、やはり医療用のベッドや寝具が対象となりますが、「ウェルネスツーリズム」や「ヘルスツーリズム」においては、現状、必ずしも身体に異常があるわけではなく、心身の健康を目指していますから、医療用のベッドや寝具である必要はなく、あくまで、肉体的にも精神的にも癒される寝具が適しています。
高級ホテルの一般客室向けグレードとして「ポケット標準タイプ」や「ポケットハードタイプ」。
また、マットレス表面にさらにソフト感を醸し出すオプション仕様として「ピローソフト仕様」の「片面仕様」や「両面仕様」。やはり高級ホテル仕様が、疲れた身体を癒してくれます。
また、高級ホテルの中でも、「スイートルーム向け」グレードである「ライトブリーズピローソフトホテル」や「パーフェクトスイート」も大変人気です。スイートルームの高級志向な仕様が、明日への活力を身体に与えてくれるからでしょう。
さらには、最高峰のグレードである「グランドプレミアムホテル」が導入される事例も多くあります。
やはりベッドは、一日の中でも、最も長時間、身体に触れているアイテムですので、ウェルネスツーリズムの中でも、大変重視されます。
下部のボトム(フレーム)部に多く採用されているのは、コイルが組み込まれてクッション性のある「ボックススプリングボトム」。
そして、すっきりしたデザインでベッド下に空間ができるタイプの「スチールボトム」も人気です。
また、ベッドの上の寝具としては、白ストライプや白格子柄のすっきりした清潔感のあふれるデザインの「デュベ」が最も人気です。
その上に帯状の「ベッドスロー」を、ツーリズムに合わせたデザインや柄で掛けることで、色々なコンセプトを暗に打ち出すことができるのです。
まとめ
人生100年時代といわれる今日、病気にかかってからの治療でなく、病気にかからない様な、心身ともに健康な状態を常に保っていける様、普段から、身の回りのベッドや寝具にも注意を払っていきたいものですね。
ヘルスツーリズムやウェルネスツーリズムの旅先でも多く採用されている「一流ホテルのベッド」のベッドやマットレスや寝具。皆さんも是非ご検討されてみては如何でしょうか・・。
ご不明な点は、「一流ホテルのベッド」のサイトより、お気軽にお問合せ下さい。
最後までご覧いただき、有難うございました。
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