旅行から帰った人が、「エアビーアンドビーに泊まったの~」と言っていたり、またこれから行く旅行に行く人が「エアビーに泊まろうかなぁ・・」とか言うのを聞いたことがありませんか?
また、最近ではよく旅ユーチューバーが「今回、エアビーアンドビーに泊まっていま~す」なんていうこともあったり・・・。
知らない人が聞くと、まるで、そんな名前の宿がある様にも思ってしまいますよね。
本日は、そんな「エアビーアンドビー」のベッドやマットレス・寝具について、少しみてみたいと思います。
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エアビーアンドビー(Airbnb)とは?
「エアビーアンドビー」イコール「民泊」だと勘違いしている人もいます。確かに、「エアビーアンドビー」には民泊も含まれますが、同じ意味というわけではありません。
「民泊」とは、個人が所有する住宅の一部または全体を宿泊施設として貸し出すことで、旅館業法で定義されています。
一方、「エアビーアンドビー」は、民泊を含む様々な宿泊施設を予約できる民泊プラットフォームのことです。
Airbnbには民泊以外にもホテルや旅館などの宿泊施設も含まれていますので、Airbnb = 民泊というわけではありません。
「エアビーアンドビーに泊まった」とは?
「Airbnb」は、「Air Bed & Breakfast」の略称です。2008年にアメリカで設立された民泊予約サービスで、現在では、世界191カ国以上で利用できるまでに成長しています。
つまり、「エアビーアンドビーに泊まった」というのは、「楽天で買った」とか「Amazonで買った」の様に、実際には楽天やAmazonの中には多くのお店が出店していますので「楽天の中の「○○店」で買った」というのを、略して「楽天で買った」と言っているのと同じ様なイメージです。
では、「エアビーアンドビー」に納入されているベッドやマットレスや寝具類についてみてみたいと思います。
エアビーアンドビーの特徴
先ほど、”「Airbnb」は「Air Bed & Breakfast」の略称”であるといいましたが、「Air Bed」という名称は、もともとエアマットレスをリビングルームに置いて簡易宿泊施設として提供したという昔のエピソードに由来しているといいます。
でも、実際にエアベッドの様な簡易なベッドが使われているかというと、決してそんなことはありません。
エアビーアンドビーには、さまざまなカテゴリーがあり、1戸建て住宅やアパート、個室、城、荘園、ツリーハウス、テント、イグルー、個人所有の島やその他の物件まで・・・
・・・色々なバリエーションがあります。
単なるホテルとは異なり、地元の人の住む家に滞在することができるため、よりその土地の文化や生活を体験することができます。
でもその建物や部屋は、もともと宿泊施設として使われることを前提にして建てられたとは限りませんので、エアビーアンドビーに登録する際には、それなりにリフォーム改修が施されます。
エアビーアンドビーには評価システムがあり、泊まろうとする人は、過去に泊まった人の評価やレビュー・コメントを参考にします。そのため、ベッドの寝心地が良かったとか、寝具類が気持ちよかったとか清潔感に溢れていたなど、高評価を得ることは、施設を永く継続していくためには大切な要素です。
宿泊者が一日の滞在の内、最も長い時間、直接肌に触れることになるのは、ベッドやマットレスであり、シーツやベッドカバー等の寝具類です。それらのアイテムが好感触であることは、旅行者の一晩の滞在の印象をアップするためにはとても重要な要素です。
各施設の独自性アピール
エアビーアンドビーには現在、600万軒以上の宿泊施設が登録されているといわれており、日本だけでも10万軒以上の宿泊施設が登録されています。
Airbnbは、個人でも簡単に宿泊施設を登録できるプラットフォームということもあり、新規参入者が増えやすく、当然、施設同士の競争も激しくなります。
宿泊者の心に響く項目として、建物のデザインや中のインテリア、調度品等、色々なものが考えられますが、直接身体に訴えかけ、身体に深く記憶に残るものとして、疲れを癒すベッドや寝具が評価され。重視している施設が増えています。
ベッドは寝れれば何でもいいではなく、他施設との差別化の為、より高い品質を追及するオーナーが増えています。
特に、エアビーアンドビーでは、各施設にもよりますが、セルフチェックインといって、キーボックス、スマートロックなどの方法で、人に会うことなく鍵を受け取りチェックインするケースがよくあります。
その場合、人的な触れ合いによるサービスはほとんどありませんので、その施設のハード面、及び、備品などのハードから感じ取れる人的な温かみというものが大切になってきます。
直接肌に触れるベッドや寝具類は、その最たるもののひとつといえるでしょう。
エアビーアンドビーのベッドは?
そんなエアビーですから、たとえ個人邸の様な作りの施設でも、ベッドは高級ホテルのものを採用される施設も結構あります。一番人気が高いのは、大手ホテルの一般客室向け仕様である「ポケット標準タイプ」と「ポケットハードタイプ」です。
マットレスの表面にオプションとして「ピローソフト仕様」をプラスする事例も多々あります。
ピローソフト仕様
「ピローソフト仕様」には「両面仕様」と「片面仕様」がありますが、片面仕様の場合、たとえば夏場はピローソフト仕様が「無しの面」を上にされ、冬場は「有りの面」を上にされるという使い方も可能ですので人気です。
大手ホテルの場合は、「ベッドの寝心地」は、「そのホテルの寝心地」という考え方が強いので、マットレスを裏返して寝心地が少し変わってしまうことはあまり好まれないこともあり、ピローソフト仕様は「両面仕様」か「無し」のどちらかで納入されるケースが多いのですが、エアビーアンドビーの施設の場合は、そのあたりは柔軟的に考えているケースが多い様です。
エアビーでもスイートルーム仕様
また、大手ホテルの「一般客室向け仕様」よりも、さらに上の「スイートルーム向け仕様」である「ライトブリーズピローソフトホテル」や「パーフェクトスイート」も人気です。
さらに、「寝心地は大手ホテルの上を」目指す施設の場合は、敢えて最高峰の「グランドプレミアムホテル」にされるというケースもあります。
大きなホテルの場合は、ベッドの価格 x 客室数ですので、大きなホテルになればなるほど一台の価格差が大きな差となりますが、エアビーアンドビーの様な小規模の施設の場合は、オーナーの意向によって、一点豪華主義にすることも比較的に自由自在です。
お客がベッドの上で睡眠を取るだけでなく、ベッドの上に腰掛けたり寝そべったりして、くつろいだり話をしたり仕事をしたりというケースも考えると、一泊の滞在の内、少なくとも6~7時間以上はベッドに触れているということを考えて、より耐久性の高い、より寝心地の良いベッドに予算を充てるということは重要なことといえるでしょう。
エアビーアンドビーの寝具は?
寝具もまた然りです。高級ホテルで人気の「デュベスタイル(デュベカバー+羽毛インナー(羽毛布団))」でセットして、見た目からも清潔感の溢れる寝具にすれば、たとえ小規模施設でも、大型ホテルと同じ安心感を醸し出すことが出来るでしょう。
デュベには「足元を巻き込むタイプ」と「足元を巻き込まないタイプ(横入れ式)」の二通りがあります。
高級ホテルと同じという品質は、宿泊客の満足感に繋がります。デュベスタイルの上から掛ける帯状の「ベッドスロー」も大変人気です。
「ベッドスロー」により、その宿泊施設、その客室のコンセプトを表現することも可能です。
また、その他の「枕」や「シーツ」「ベッドパッド」等も、大手ホテル仕様の寝具で揃えれば、たとえ、元住宅であったり、小規模なアパートの一室であったりしても、ベッド周辺が高級ホテルの客室の雰囲気として施設のPRポイントとなります。
まとめ
通常のホテルや旅館に宿泊するか、Airbnbに宿泊するか、どちらを選ぶべきかは、旅行の目的、予算、ニーズによって異なります。
一般的に、ホテルの方が、利便性、サービスの一貫性、セキュリティ、アメニティ等・・・エアビーアンドビーを上回っていると思われる要素もありますが、スペース的な面や機能性、キッチンの存在や地元でのアクティビティ体験、ユニークな独自の施設、地元の家に住まう感覚、また価格帯など、エアビーアンドビーの方が上回っていると思われる要素も多々あります。
過去の色々な人のレビューや施設の説明等を参考にしながら、旅のスタイルに応じて、泊まる施設は選びましょう。
ベッドや寝具類の評価も忘れずに。
ぐっすり眠れるかどうかは、旅においてはとても大切な要素ですからね。
最後までご覧いただきき有難うございました。
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◇ご参照 ホテル商品のご紹介
ホテル ベッド ホテルシーツ 羽毛布団(ホテルベッドカバー) ホテル枕
和室ベッド デュベスタイル 旅館マットレス サータ
大きいサイズのマットレス ベッドスロー ホテル バスローブ
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